新型コロナ／アイリスオーヤマ、国産マスク初出荷 月１億5000万枚体制

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生活用品大手のアイリスオーヤマ（仙台市）は９日、ドラッグストアなどで販売する国産マスクを宮城県角田市の工場から初出荷した。８月にも国内最大規模となる月１億５０００万枚の生産体制とする。新型コロナウイルスの感染拡大による中長期的な需要に対応する。

同社は、中国で生産している８０００万枚と合わせ計２億３０００万枚を国内向けに供給する。大山晃弘社長は、マスクの需要について「今後も底堅く推移する」と述べ、国内の需要が高まればさらに増産する考えを示した。米国とフランスでは１０月、韓国では１１月からマスク生産を始めることも明らかにした。海外３拠点は、国内と同程度の生産規模を目指す。