新型コロナ／景観配慮木製消毒液立て グリーンファーム・いちかい、観光施設に提案

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【宇都宮】グリーンファーム・いちかい（栃木県市貝町、福田敏男社長、０２８５・８１・５０２８）は、木製の足踏み式消毒液スタンド（写真）を７月末から本格販売する。初期ロット３０台を製作し、市貝町に寄贈したほか栃木県内の観光施設などから受注している。価格は１万２０００円（消費税込み）で、初年度１０００台の販売を目指す。

注文家具などを手がけるハシモト（栃木県市貝町）と連携して製品化した。ポンプ本体上部に手を触れず利用できる足踏み式を採用。木製で分解・組み立てが容易な構造にした。奥行き１０センチ×高さ２０センチメートル以下のボトルを取り付けられる。

新型コロナウイルス感染防止対策を取りつつ、景観づくりに配慮する観光客向け施設などへの導入を狙う。別途送料で、分解した状態で配送可能。外形寸法は幅３４センチ×奥行き３８センチ×高さ９５センチメートル。

同社はモーターコイル製造の三和電機（同）ＯＢらによって設立され、農業関連事業を手がける。