(2020/10/9 05:00)
日刊工業新聞社が10日に発売する月刊誌「機械設計11月号」は「衝撃工学を活かした強度設計方法と応用事例」を特集する。
輸送機器の衝突やモバイル機器の落下などの衝撃負荷に対して、安全性を保証した設計を行うためには、衝撃現象に対する種々の知識が不可欠である。
特集では、防衛大学校システム工学群機械工学科の山田浩之准教授が「衝撃工学の強度設計への導入」を執筆。衝撃工学の強度設計への導入の基礎となる応力波・ひずみ波の概念と想定方法、衝撃変形を精密に測定できるスプリット・ホプキンソン棒法などについて簡単に解説する。
また、大阪大学大学院基礎工学研究科の谷垣健一助教とテラバイト(東京都文京区)技術部の竹越邦夫マネージャーが「衝撃工学に基づく数値解析」と題して、衝撃問題を有限要素法で解析するにあたってのポイントなどを説明する。
さらに、航空機、宇宙構造物、鉄道、モバイル機器、スポーツ用プロテクターの5つの分野を取り上げ、それらの耐衝撃設計へのアプローチ事例を紹介する。
(2020/10/9 05:00)
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