(2020/11/6 05:00)
日刊工業新聞社が7日発売する月刊誌「プレス技術12月号」では「メカニズムから理解するバリ・かす上がり対策の定石」を特集する。バリ・かす上がり発生の仕組みの理解とともに、それにひも付いた基本的な対策を学ぶ。総論は同志社大学の笹田昌弘氏による「バリ・かす上がりの発生メカニズムと製品への影響・対策」を掲載。バリやかす上がりの主な発生因子を紹介するとともに、ダイ刃先やクリアランスの管理などに有効な対策のイメージをつかむ。
また、解説の「バリ発生のメカニズムと基本的対策」では、バリ発生の代表的なメカニズムを詳解。主因となる金型摩耗の抑制を中心に解説する。さらに解説の「かす上がり・かす詰まりのメカニズムと対策のポイント」では、せん断加工のプロセスでかす上がりがどう発生するかを説明。対策のキーである金型・材料間の摩擦力を制御するクリアランス調整などを解説する。
このほか、加工メーカー各社で行われている対策事例や、各種バリ取り・かす上がり防止装置を紹介し、より良い加工のためのヒントを提供する。
(2020/11/6 05:00)
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