(2021/1/22 05:00)
日刊工業新聞社が25日発売する機械技術2月号は「5軸マシニングセンタ最前線〜高度化する部品加工への活用術〜」を特集する。5軸マシニングセンター(MC)の国内外での最新技術動向を解説するとともに製品の機能を十分に引き出し、加工領域の拡大による新規顧客獲得につなげる活用のヒントを提案する。事例ではロボット式パレットチェンジャーを活用し、休日や夜間の自動運転体制を構築した例や形彫り放電加工のグラファイト電極の加工に適用した企業などの取り組みを紹介する。
5軸MCに欠かせないコンピューター利用製造(CAM)の効果的な運用や工程集約を目的とした治具のあり方、5軸に合わせたバイスや工具といった要素技術の動向も取り上げる。5軸MCはXYZの3軸に加え、二つの旋回軸を合わせることでさまざまな角度から加工対象物(ワーク)に工具を当てることができ、3軸では困難だった加工が可能。また、ワンチャッキングにより工程集約による効率化、自動化、治具の簡略化、精度の安定、工具の有効活用などの効果もあり、採用が進んでいる。
(2021/1/22 05:00)
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