- トップ
- 機械・ロボット・航空機1
- 記事詳細
(2021/2/16 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発行する「型技術3月号」は「金型加工の段取り改善に役立つ最新ツールと活用法」を特集する。
金型のような一品ものの加工では、機械の稼働を止めて行う頻繁な段取り作業がリードタイム削減のネックとなる。そこで、機械を止めずに機外で行う「外段取り」に着目。外段取り化の重要性とともに、段取り作業の効率化に寄与する最新ツールやその活用法、現場の効率アップを目指す金型メーカーの取り組みを紹介した。
総論では、金型加工の中でもマシニングセンター(MC)加工での段取り改善を解説。「被加工材(ワーク)をクランプするまでの作業の効率化」と「工具交換作業の効率化」について、考え方やポイントを紹介した。ツールメーカー6社による機能解説では、加工前の工具測定を高精度かつ素早く行うツールプリセッターや工具管理ソフトウエア、ワークを簡単に固定できる締付けバイス、パレットシステムなど最新ツールを紹介。また、自走式ロボットにより複数台のMCにワークを供給し効率を高める金型メーカーの改善事例も取り上げた。
(2021/2/16 05:00)