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(2021/6/21 05:00)
新担当分野を理解し楽しむ
(総合1から続く)犬がきっかけで生物学に興味を持ち、日本大学の生物資源科学部応用生物科学科に入りました。食虫植物の遺伝子組み換えを研究し、菌を感染させて遺伝子に変化が起きるか探りました。植物の個体を増やすことにチャレンジするのが面白かったです。実験に影響が出ないよう手を滅菌するなど注意深さが身につき、今に生きています。就職活動では、人を陰で支える業務をすることに重きを置きました。測定器やパソコンなどのレンタルで幅広いお客さまを支えられることに魅力を感じて選考を受け、入社しました。
私の担当分野は流量計と気象観測機器という全体のごく一部でしたが、入社4年目になり、今年の4月に7分野に増えました。パーティクルカウンター(微粒子計測器)、チラーなどです。今はひたすら機器に触り、受託する検査内容などを理解しています。知識を吸収し、営業からの問い合わせに対応できるようになりたいです。流量計などを任されたときも、何から始めれば良いか悩みましたが、理解が深まるにつれ楽しくなりました。新しい担当分野も、そうしたいです。
今の仕事は、お客さまの要望を受け、取り扱っている機器で対応する形です。担当分野や機器にとどまっていますが、将来的には、お客さまにより多くの機器を使っていただけるよう自ら提案したいです。ゆくゆくは営業に付き添ってお客さまの要望を掘り起こし、こういう機器がある、機器同士のこういう組み合わせがあると伝えたいです。
休日は社内外の友人と旅行や話題の飲食店に行っていました。ラテアートのカフェ巡りが好きです。新型コロナウイルス感染症が収まったら、再開したいです。(文=戸村智幸、写真=高山基成)
◇オリックス・レンテック 技術本部技術三部科学・医療機器チーム 大塚三邦子(おおつか・みほこ)さん
(2021/6/21 05:00)