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(2021/10/4 05:00)
(総合1から続く)高校進学時からパソコンに関心があり、工業高校で情報工学を学び始めました。進学した芝浦工業大学工学部情報工学科での教職課程の一環で、内田洋行を会社見学した際、教育現場などで働く人のサポートができると考えて入社を希望しました。
入社時に想定していた業務内容との齟齬(そご)はありませんでしたが、自分の知識と求められる知識量にギャップを感じました。そのため、トライアンドエラーを繰り返して技術を習得し、上司や先輩の顧客対応を見ながら、知識や経験の蓄積に励みました。新入社員のシステムエンジニアは、1年半の技術研修を受けて3年目から正式に配属されます。2年目のローテーション配属では経験の蓄積に加えて、横の連携を広げる発想の機会も得られました。
現在は、企業のコミュニケーション基盤、特にメールシステムの構築サポートを担当しています。コロナ禍によるテレワークの増加で、コミュニケーション基盤は極めて重要なインフラになりました。システムのクラウド化が進み、関連するセキュリティー機能の強化やネットワーク技術の知識も必要になり、学ぶことも多いですが、今の仕事にとてもやりがいを感じています。
今後、専門知識を極めた技術者になるか、幅広い知識とマネジメント能力を身に付けた管理職を目指すかは、日々の業務に励みながら上司や先輩方と相談して決めていきたいです。
休日はパンを焼いたり、豆から挽(ひ)いたコーヒーを入れたりするなど“おうち時間”を楽しんでいます。筋力トレーニングにも励んでいて、入社3年目から継続しています。(文=成田麻珠、写真=高山基成)
◇内田洋行 システムズエンジニアリング事業部 石川祥子(いしかわ・しょうこ)さん
(2021/10/4 05:00)