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(2021/10/8 05:00)
日刊工業新聞社が8日に発売した「機械設計」11月号は、「ひずみ・応力測定の基礎と評価法」を特集した。
ひずみ・応力測定方法の中でも、最も基本的で精度、信頼性が高く、多くの試験に適用できる「ひずみゲージ法」のほか、画像処理技術を利用して変位、ひずみ分布の測定が可能な「デジタル画像相関法」と「サンプリングモアレ法」を取り上げた。
総論は豊橋技術科学大学の足立忠晴教授が執筆した。各測定方法は、測定の基礎と評価法などの解説記事、2件の事例記事で構成した。ひずみゲージ法では足立教授が解説を、東京測器研究所(東京都品川区)がブリッジ回路を使った多様な測定方法、日本工業検査(川崎市川崎区)が圧力容器や天井クレーンなどの事例を執筆した。
ひずみ・応力の測定は、構造物・材料の強度、剛性などの力学的な特性を求めるために行われる。また有限要素解析などのシミュレーション結果の妥当性を確認するためのデータ取得にも利用されている。これまでにさまざまな原理に基づいた測定方法が提案されている。
(2021/10/8 05:00)
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