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(2021/10/20 05:00)
日刊工業新聞社が21日に発売する「機械技術」11月号は「自動車部品加工の高品質化と効率向上へのポイント」を特集する。自動車部品加工業に必要な技術や経営戦略を示す。
総論では京都工芸繊維大学の太田稔名誉教授が、変わる自動車とその部品の製造技術に関して、パワートレーン部品を例に挙げ、加工技術の展望を紹介。電動化による部品加工のニーズと対応するために必要な考え方について述べる。解説では松岡技術研究所の松岡甫篁代表取締役が、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)によってニーズが高まる精密部品に関する加工技術の動向を報告する。事例では独自の取り組みで技術優位性の確立に挑んだ加工現場を取り上げる。
電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)など次世代自動車が日本国内でも普及し始めた。電動化や次世代エネルギー活用に伴う、軽量化のための部品点数削減や新材料の採用も進みつつある。自動車部品サプライヤーは、将来に向けた加工技術の確立と経営戦略の立案が急務になっている。
(2021/10/20 05:00)