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(2022/1/6 05:00)
日刊工業新聞社が8日に発売する月刊誌「プレス技術」2月号では「金型設計に必要な『金型構造』の基礎知識」を特集する。他社に抜きんでた金型を作るために必要な知識と心構えを伝授する。
総論では西野プレスコンサルタント事務所の西野利行氏による「プレス加工を『理にかなった』方法で攻めていますか?」を掲載。「金型」「プレス機」「被加工材」「加工油」といったプレス加工の成否を左右する四つの要素について紹介する。解説では、金型各部の役割を紹介するとともに、不具合につながる具体的な因子や、それを軽減する設計ノウハウを紹介する。また特別解説ではガイドポストの役割に注目。要求精度を確保するためのさまざまな仕組みを紹介する。さらに実践レポートでは難加工材の微細加工を2000spmの高速で安定して量産する富士工業(岩手県山田町)の取り組みを紹介する。
金型業界は廃業が相次ぎ、プレス加工メーカー各社の金型部門のてこ入れも進んでいる。金型技術確立のためには設計者の知識・マインド両面の見直しが不可欠となる。
(2022/1/6 05:00)