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(2022/1/24 05:00)
日刊工業新聞社が25日に発売する「機械技術」2月号は「2022年版 高難度加工を実現する切削工具活用ガイド」を特集する。耐熱合金や超硬合金、脆性材などの特殊材料を高精度・高効率で加工するための工具に関する基礎事項を解説する。
総論では松岡技術研究所の松岡甫篁社長が「高難度加工における切削工具の重要性」と題し、マシニングセンター(MC)と工具の最新動向を紹介する。工具軌跡や送り速度の機敏性、主軸の回転特性、振れ精度など留意するべきポイントを指摘。超硬合金やセラミックスの加工で効果的な刃先形状などについて詳しく説明する。
また主要切削工具メーカーによる加工事例を掲載する。高難度加工に対応する工具の運用方法や加工時の形状・寸法精度、工具寿命など各種データを紹介。高難度加工へのアプローチや工具選定の視点を示す。
製品の小型化や高機能化に伴い、部品の製造現場には従来以上の精密加工の期待が寄せられている。形状や材料に起因する加工時の課題を制御するには切削工具に関する知見がポイントになる。
(2022/1/24 05:00)