(2022/2/4 05:00)
北京冬季五輪・パラリンピックがきょう開幕する。中国でも「オミクロン株」感染が広がっている。大会組織委員会は一般向けのチケットは販売せず、会場での観戦は一部招待者限定となる。
2008年に夏季五輪を開催した北京。五輪史上初の夏季・冬季両大会を開いた都市となるが、厳戒態勢下で冬の祭典を迎える。史上初の栄誉がかすむのはコロナ禍に加え、中国政府の人権問題に対し、米国など多くの主要国が政府関係者の派遣を見送る「外交ボイコット」の動きが相次ぐからだ。
もちろん選手には関係のない話。日本人では3連覇に挑むフィギュアスケートの羽生結弦選手、18年平昌冬季五輪で金銀銅の3メダルを獲得し、選手団の主将を務めるスピードスケートの高木美帆選手らが注目に挙げられる。
北京と日本の時差は1時間で“巣ごもり観戦”にはおあつらえ向き。コロナ禍再拡大もあって在宅勤務後に自宅でそのまま生中継を楽しむ人も多いだろう。
普段目にすることが少ないスポーツの魅力を知れるのは五輪の醍醐味(だいごみ)でもある。選手は実力発揮と感染症対策にも万全を期すため事前調整も難しいはずだが、コロナ禍、政治問題を吹き飛ばす活躍を望みたい。
(2022/2/4 05:00)
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