工場管理６月号／管理・間接業務の効率化事例集

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２０日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理」６月号では「見えないムダを徹底排除！管理・間接業務の効率化事例集」を特集する。生産技術、生産管理、購買、品質管理、総務など製造以外の部門、いわゆる管理・間接部門に潜むムダを洗い出し、業務改善の方向性を示す。

中部産業連盟の小坂信之専務理事は「間接部門では属人的に業務を進めがちで、そこに潜むムダが見えていないことが課題。ムダに気づき、５Ｓでモノの見える化をすることが先決」と指摘する。業務の重複ややり直し、調整など見えないムダが生産性の低下を招く要因になると警鐘を鳴らす。

特集ではリードタイム短縮、工数低減、費用削減・活性化の目的別に間接業務の改善事例を掲載。例えば、権限移譲や役割分担の明確化で承認ルートを簡素化し、多部署に渡る押印を減らした、稟議申請から決裁までの承認工数や期間を短縮した事例を紹介。また、リモートと出張対応の長所・短所を挙げ、慣習的な出張を見直すことで経費を削減。コロナ禍で普及したリモート会議の有効活用方法を提示する。