(2022/7/27 05:00)
第52回機械工業デザイン賞IDEAの受賞パーティーが26日、都内で開かれた。日本力(にっぽんぶらんど)賞を受賞したオークマの千田治光取締役常務執行役員と、ミツトヨの日高和彦執行役員が冒頭のあいさつでそれぞれ登壇した。その後、柚原一夫日本工作機械工業会専務理事が「今後もデザイン・技術を磨いて、世界のモノづくりをけん引して支えていただきたい」と述べ、受賞者らが交流した。(総合1参照)
アマダ・磯部任社長、アマダマシナリー・川下康宏社長
受賞は大変な名誉でうれしく思う。研削加工の長年の課題を解決する画期的なプロファイル研削盤を開発できた。今後もデジタル技術を駆使した独創的な製品を開発し、モノづくりの可能性を広げていく。
ソディック・古川健一社長
今回の受賞は、一生懸命取り組んでいる社員・関係者全員の力でいただいた栄誉であり、何よりも誇りに思う。今後も社会に貢献する製品、サービスを提供し、世界中をサポートしていく。
オークマ・千田治光取締役常務執行役員
大変な栄誉で、当社、そして開発者の大きな励みになる。脱炭素と自動化の需要に応えるため開発した製品デザインを評価いただけてうれしい。モノづくりの基本から変革につながる創造で社会課題の解決に挑戦を続けたい。
ミツトヨ・沼田恵明社長
独創的な動作原理を商品に落とし込んだ技術・デザインに対し、高い評価を頂けたことを大変光栄に思う。受賞を励みに今後もオリジナリティーのある商品で貢献したい。
Keigan・徳田貴司社長
栄誉ある賞をいただき感謝している。KeiganALIは多くの方の協力で開発できた。いろいろな場所で活躍し始めている。今後、誰でもロボットが使える環境を目指し精進していく。
和井田製作所・森下博社長
受賞製品は年々複雑化するインサート形状の加工ニーズに対応するべく開発した。評価していただき大変光栄だ。今後、さらに機能および操作性の向上を図り、お客さまに貢献していきたい。
三菱電機・田代勝産業メカトロニクス事業部長
名誉ある賞をいただき大変光栄に思う。受賞製品は、世界的な環境意識の向上で需要増加が見込まれるCFRPの量産加工を実現した。今後も社会課題の解決に貢献する。
日本電産マシンツール・若林謙一社長
「機械加工をもっと自由に」をコンセプトに性能や操作性、安全性、環境面に配慮した設計が評価されてうれしい。今後も工作機械を通じ、お客さまの生産性向上に貢献していく。
東芝・岡田俊輔執行役上席常務、東芝デジタルソリューションズ社長
当社は理論上盗聴不可能な量子暗号通信を推進している。安心・安全な生活を支える次世代ネットワークを象徴するデザインが評価され、光栄だ。
ダイヘン・平原頼夫クリーンロボット事業部長
半導体製造の真空内のウエハー搬送を極限まで高速化に挑戦した製品で、名誉ある賞を受賞でき大変光栄だ。受賞を励みに今後もお客さまの課題を解決する開発に取り組む。
島津製作所・青山功基常務執行役員
頭部と乳房の検査に特化した医療機器でこのような賞をいただけたこと、関係者一同大変喜んでいる。本賞を励みに、臨床現場や研究分野でさらに貢献できるように努力していきたい。
ホリゾン・堀英二郎社長
全社員が取り組むモノづくりの姿勢がデザイン賞受賞という形で評価され、大変うれしい。今後も自動化や省力化、多様な製本のニーズに対し、高い次元のデザインで業界発展に貢献したい。
キャニコム・山﨑久興執行役員
四季折々に対応した車両で、リンゴ農家に貢献できるようお客さまと対話して開発した。今後も現場の声を聞き、お客さまに寄り添ったモノづくりを目指す。
クボタ・道信和彦インプルメント事業部農業ソリューション事業ユニット長
農家の声を直接聞き、本当に必要な機能を追求した結果、このような賞をいただけたこと、関係者一同大変喜んでいる。今後も、米の品質向上と作業の効率化を両立できる機器を提供し、農家の収益力アップに貢献していく。
新東工業・永井淳社長
初めての応募で受賞に至り、大変うれしく思う。プロダクトデザインに対する開発者の熱意が認められたものと考える。受賞商品は食品製造と食卓を繋ぐ「安全安心の架け橋」になる商品と考えており、今後の展開を加速させていく。
新日本工機・中西章社長
門型機のアイコニックの3本ラインが意味する高精度、高剛性、高速性を連続5軸加工で実現したRB―FⅡが現場に新しい経験をもたらす機械と評価され、うれしく思う。
高松機械工業・高松宗一郎社長
当社が強みとする小型化・自動化技術をベースに新たなチャレンジをした本製品の受賞は、大変光栄であり深く感謝申し上げる。今後も「稼ぐ機械」を提供し、社会の発展に貢献したい。
ツガミ・新嶋敏治経営顧問
主軸移動型自動旋盤とマシニングセンタを融合したターニングセンタを評価いただき大変うれしい。今後も棒材から複雑形状部品を量産できる小型ターニングセンタの領域をさらに伸ばす。
安川電機・小川昌寛代表取締役専務執行役員ロボット事業部長
食品業界は省人化や生産の高度化のための自動化ニーズが高い。当製品は特殊な表面処理と食品機械用潤滑剤を使用することで、十分な衛生確保と自動化に貢献する。
(2022/7/27 05:00)