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(2022/11/8 05:00)
日刊工業新聞社が8日に発売する月刊誌「機械設計」12月号の特集は「高機能・高効率駆動に向けたカム機構の開発事例と設計技術」。カム機構の原理・解析手法や、開発事例などの最新技術を紹介する。
連載も執筆中のテクファ・ジャパン代表の香取英男氏が「優れたカム機構を設計するには―機構の形式からの留意点―」として総論、また「3つの運動特性を考慮したカム曲線のタイミング線図への構成方法」として解説を執筆。このほか山梨大学、静岡大学/マッスル、長岡技術科学大学の教授らや、三共製作所の技術者らが解説や事例を執筆した。
カムは運動の方向と大きさを変え、高速で回転する軸の角度に応じて精密に動作する。車のエンジンの排気弁のように方向転換の必要な装置で多く活用される。製品によって効率の良い駆動を考える必要のある機構だが、肝心な駆動原理やメカニズムを曖昧にしたまま活用、解析を行っている技術者も少なくない。一方で半導体など微細なものを製造する設備や装置への導入も進み、機能や精度の向上が求められている。
(2022/11/8 05:00)
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