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(2022/11/24 05:00)
日刊工業新聞社が25日に発売する「機械技術」12月号は「難削材加工の最新動向」を特集する。加工に必要な基本知識と戦略、ポイントを解説。工作機械や工具メーカーが提案する最新加工技術と実際の現場での取り組みを紹介する。
総論で難削材切削技術研究所の狩野勝吉代表が「難削材切削の生産技術とトラブル対策」を執筆。加工技術の確立のためには「材質特性」と「切削現象」の理解、「工具材種」と「切れ刃形状」「切削条件」の適切な選定がポイントになることを指摘する。実践例では、超硬合金やチタンの加工技術の確立に取り組んだ事例や、セラミックスの加工への挑戦を通じて市場開拓に取り組む企業を紹介する。
製品の高機能化に伴い、部品材料としてチタンやインコネルなど難削材の採用が進んでいる。こうした材料の加工に対し、工作機械や工具メーカーからは高精度化や効率化に向けた製品の提案が見られるようになっている。一方で、実際の加工現場での効果的な運用方法や形状寸法精度の再現性の確立、コストの最適化など課題は多い。
(2022/11/24 05:00)
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