(2022/12/6 05:00)
「第19回/2022年超モノづくり部品大賞」では日本のモノづくりの競争力や産業・社会の発展に貢献する優れた部品・部材が受賞した。(総合1参照)
超モノづくり部品大賞
NTN社長・鵜飼英一氏 車の省エネ貢献
受賞した高効率固定式等速ジョイント「CFJ」は、独自構造によりトルク損失率を従来品比で50%以上低減した世界最高水準の伝達効率を持つ商品。世界シェア2位の当社CVJ事業の今後の柱となる商品で、提供を通じて自動車の省燃費・電費化に貢献していく。
モノづくり日本会議共同議長賞
安川電機代表取締役専務執行役員ロボット事業部長・小川昌寛氏 コト目線追求
受賞はこの上ない喜びだ。開発したロボットは車体の塗装工程の自動化において各機能の高度化に加え、全体を俯瞰(ふかん)したソリューション目線から機器のあり方を追求した。今後も〝コトの目線〟を追求した製品を提供する。
スギノマシン社長・杉野良暁氏 ノウハウ生かす
当社が洗浄機の分野で積み重ねてきた経験やノウハウをベースに、二酸化炭素(CO2)排出量の低減に貢献する形へと進化させた「JCC-eSmart」が評価されたことを大変喜ばしく思う。今後も脱炭素社会の実現に向け、独自の技術で貢献していきたい。
日本力(にっぽんぶらんど)賞
三井フォトニクス社長・臼井寛之氏 品質向上後押し
受賞した製鉄ラインなど向け「2色温度計測システム『サーメラ』」は温度を計測するサーモビューアーだが、省エネ化や省人化、CO2排出削減などにつながる。この製品を用いて海外勢との差別化や品質の向上につなげて欲しい。
オカムラ上席執行役員・荒川和巳氏 社会課題の解決
創業以来、需要を捉えた質の高い製品とサービスの提供に努めてきた。受賞部品は、座る人の体格に合わせて背もたれと座面を変形させ、身体にフィットする。製品を通じて、より良い環境の実現と企業価値の向上、そして社会課題の解決を目指す。
日本タングステン執行役員機械部品事業本部長・味冨晋三氏 若手の情熱
受賞した高耐久部材「マゼロイ」は当社の粉末冶金技術に、若手開発メンバーの熱い気持ちを加えて製品化した。環境性能の高い領域の製品製造に採用されることで、世界のサステナブルな社会づくりに日本から貢献できる。
太平洋工業社長・小川信也氏 期待に応える
今回の受賞製品はタイヤ空気圧監視システム「TPMS」のセンシングと無線通信のコア技術を活かしハードとソフトを一貫開発した。今後もお客さまの期待に応える商品開発を続け、社会課題の解決に貢献できる商品・サービスを提供していく。
(2022/12/6 05:00)
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