型技術１月号／金型・成形現場で小さく始めるＩｏＴ／ＤＸ

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　日刊工業新聞社が１６日に発行する「型技術」１月号は「金型・部品成形メーカーのための“小さく始める”ＩｏＴ／ＤＸ」を特集する。モノづくりのデジタル化が進みつつあるとはいえ、金型・成形メーカーの大部分を占める中小企業にとって、ＩｏＴ構築のために大がかりなシステムやツールを導入する負担は大きい。そこで、導入コストや必要な技術力の面でハードルが低いシステムやツールをピックアップ。センサーやデータロガー、ＡＩ画像認識システムなど１０製品の機能・特徴を紹介した。

　総論は電子技術指導センター代表取締役の大久保陽一氏が「明日を変える！ローコストデジタルカイゼン～手づくりデジタルカイゼンの勧め～」と題し、数千円程度の部品代で作れるデータ収集装置やカイゼン装置を紹介。デジタルカイゼンを進めるための人材育成、現場での問題点の見つけ方にも言及した。またプレス・鍛造メーカーのＩｏＴ事例として金型のセンシングによる異常発生のリアルタイム予測や型寿命の予測、稼働状況モニタリングシステムによる生産性向上の取り組みなども紹介した。