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(2023/2/24 05:00)
日刊工業新聞社が25日発売する「機械技術」3月号は、「研削加工の最新技術動向」を特集する。知能化、自動化、機上計測など高度化が進む技術のトレンドに着目し、研削盤、研削加工技術の最新動向を取り上げる。
総論では太田稔京都工芸繊維大学名誉教授が「多様化が進む研削加工技術の最新動向」と題し、ICT活用やウルトラファインバブルクーラント供給など新しい加工技術や関連技術を解説する。機能解説では主要メーカーの最新機種に加え、自動化、工程集約に向けた研削盤の運用について紹介する。また、事例としては汎用研削盤の戦略的な活用による効率化や独自の鏡面加工を生かしたマイクロコネクタパーツ成形用金型部品の製造などをリポートする。
工作機械の知能化、自動化が進む中、研削盤・研削加工でも加工条件の設定や研削中のびびりの検出、砥石面状態の監視など従来、熟練工が行っていた作業を知能化技術で可能とする動きが目立っている。人手不足を背景とした自動化の普及も相まって研削加工も大きく変わろうとしている。
(2023/2/24 05:00)