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(2023/4/6 05:00)
日刊工業新聞社が7日発売する月刊誌「プレス技術」5月号の特集では「高付加価値を実現 精密冷間鍛造技術の高度化」を取り上げる。冷間鍛造品の高付加価値化に向けた技術動向を紹介する。
総論では名古屋大学名誉教授の石川孝司氏による「精密冷間鍛造加工の動向」を掲載。軽量化、板鍛造、ネットシェイプ、環境対応をキーワードに冷間鍛造技術の動向を解説するとともに、加工品の不良率ゼロを目指すスマート生産システムのあらましを提示する。
解説1では三陽製作所の角道将人氏による「中~小ロット生産に対応した冷間鍛造技術の開発」を掲載。中~小ロット品への適用に向けた設備小型化、試作回数低減、ボンデフリー化の取り組みを解説する。
解説2、3、4では鍛造中にねじりを付加してギアなどを加工する鍛造法や、サーボプレスのスライドモーションを活用した鍛造法、解析技術を用いた金型の破損予測や寿命向上策を解説する。さらに加工メーカー各社による加工事例も多数収録。読者のより良い加工のヒントを提供する。
(2023/4/6 05:00)