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(2023/4/11 05:00)
日刊工業新聞社が12日に発行する「型技術」5月号は、「初心者のための放電加工活用ガイド」を特集する。
オペレーターの代替わりが進む金型加工の現場では、若手の育成が課題だ。特に放電加工は適切な加工条件の選定が加工精度を高めるポイントとなるため、自己流のやり方などを続けることで、狙った精度を得られないケースが散見される。特集では、こうした状況に陥らないために必要な放電加工の基礎知識を解説する。
特集は2部構成。第1部「放電加工の基礎知識」では、形彫り放電加工の重要な構成要素である加工液と電極の種類や働きを説明。さらに電極を揺り動かして加工する「揺動」について、動きの種類や加工できる形状なを紹介する。高精度な加工を行うためのポイントとして、放電加工機を設置する際の注意点、加工液の循環の重要性、ワークの固定方法なども説明する。
第2部「ユーザーによる活用事例と若手技術者育成の取組み」では、サン精密化工研究所やキメラなど主に金型加工に放電加工機を使うユーザー6社を取り上げる。
(2023/4/11 05:00)