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(2023/6/7 05:00)
日刊工業新聞社が8日に発売する月刊誌「プレス技術」7月号は、「せん断加工の『なぜ』に答えるQ&A」を特集する。Q&A形式でせん断加工の現場で起こるさまざまなトラブルや疑問に答える。
特集冒頭には、アプト技研代表の大島清次郎氏による「打抜き加工を体系的に考えトラブルを未然に防ぎ新たな価値に繋げる」を掲載。せん断加工は材料を母材から分離する工程で、金型には大きな負荷が掛かり、トラブルが発生しやすい。これを未然に防ぐには現象をよく観察し、不具合の原因を理論的に突き止めることが第一歩だと指摘する。
Q&Aでは、せん断加工で頻出するトラブルを「基本メカニズム」と「バリ対策」、「精度向上や加工の安定」、「かす上がり・かす詰まり」の4項目に分けて紹介。現場で起こる不具合の解決・軽減のヒントを提示する。近年、電気自動車(EV)関連などの部品加工には一層高い精度が求められている。加工の出発点であるせん断加工の品質は、その後の加工品質を左右するため、特に高い水準が要求される。
(2023/6/7 05:00)