ugoと竹中工務店、クリーンルーム内のロボ監視実証

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  実証実験での発じん量の測定・可視化試験

ｕｇｏ（東京都千代田区、松井健社長）は、小型業務ロボット「ｕｇｏ　ｍｉｎｉ」によるクリーンルーム内のリモート監視サービスの実証試験を竹中工務店と共同で実施した。同社の技術研究所の実環境を模したバイオクリーン・バイオセーフティ実験施設で、同ロボットを動作させて発じん量や清浄度の変化を調べ、人間と比較して大差がないことを確認した。

クリーン環境への適合を確認できたことで今後、同ロボットを用いたリモート監視サービスの実現につなげる。同サービスの実現により、人間がクリーンルーム内に出入りする際の更衣回数や異物持ち込みの低減が期待できる。

実証試験ではロボが動いた際の発じん量や清浄度の測定に加え、周辺気流の乱れについても調査した。ｕｇｏ　ｍｉｎｉは遠隔操作と自動走行の双方で移動でき、カメラやセンサーで周辺環境を測定できる。