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(2023/10/17 05:00)
【名古屋】ヤマザキマザックは工作機械と簡単に接続できる協働ロボット「イージーローダー30=写真」を18日に発売する。従来機種の「同10」「同20」に比べて可搬重量を高めたことで、鉄系などの重量物にも対応する。新開発の専用ソフトウエアにより、ティーチングなしでロボットの運用を可能にした。価格は1020万円(消費税抜き)から。年間50台の販売を目指す。
取り扱える加工対象物(ワーク)は径が50ミリ―200ミリメートル、長さが25ミリ―200ミリメートル(ハンドチェンジャー仕様は150ミリメートルまで)。最大質量はシングルハンドで21キログラム。
従来機では付属のタブレット端末からプログラムを作成する必要があったが、新ソフトを工作機械の操作盤に組み込むことにより、ティーチングなしの運用を実現する。ロボットの操作に必要な情報は工作機械から取得するため、入力項目数を従来比約90%減らすことができる。
自動でロボットハンドの交換ができる「ハンドチェンジャー」をオプションで搭載可能。重量ワークの連続加工が可能なシングルハンドと、素材の搬入や完成品の取り出しを一度にできるダブルハンドを用意する。
(2023/10/17 05:00)
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