(2024/11/14 05:00)
働く人の安全や健康、ウェルビーイング(心身の健康)向上を考える国内外の専門家などが集う連合体「GISHW」は13日、2025年7月に大阪・関西万博の会場などで行う国際イベントの概要を発表した(写真)。安全や健康分野の国際機関や同分野に関心を寄せるビジネスリーダーなどが参加する国際会議や、ドイツで2年に一度開く世界最大規模の労働安全展「A+A」の日本版の開催などが柱だ。展示会では4万人の動員を目指す。
イベントは「未来への贈り物 80億人の安全、健康、ウェルビーイング」と称し、25年7月16―19日の4日間行う。万博会場(大阪市此花区)とインテックス大阪(同住之江区)の展示場を活用する。労働・安全分野でのサミットや専門家が集う世界大会、国際労働機関(ILO)の学生対象ピッチイベント、労働安全衛生とテクノロジーを融合した国際展示会などを行う予定だ。
13日に大阪市内で始まった連携する展示会「未来モノづくり国際EXPO」の会場で、GISHWの主要メンバーが会見した。GISHWエグゼクティブ委員会の向殿政男名誉チェアマンは「GISHWは草の根運動で結成され、ILOや世界保健機関(WHO)もメンバーに入り、働く環境・生活の質向上を目指す国際的活動に発展している」と強調した。
(2024/11/14 05:00)
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