「カイロス」2号機 打ち上げ再延期 18日に スペースワン

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  打ち上げが予定されているカイロスロケットの模型

スペースワン（東京都港区、豊田正和社長）は１５日、同日に予定していた小型ロケット「カイロス」２号機の打ち上げを１８日に延期すると発表した。ロケット発射場のスペースポート紀伊（和歌山県串本町）の上空の風が強いことを勘案して決めた。当初は１４日に打ち上げ予定だったが、同様の理由で１５日に延期していたため、２日連続の打ち上げ見送りとなった。１５日時点では１８日１１時に打ち上げる方針だ。

同社は３月にカイロス初号機を打ち上げたが、発射から約５秒後に爆発。原因は飛行経路がずれた時に爆発する「自律飛行安全システム」が予測した推進薬の燃焼速度の範囲を超えたためだった。２号機では対策を講じ、民間や海外などの衛星５基を打ち上げる。