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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/1/13 05:00)
川崎重工業は航空・宇宙事業の主力工場の一つである岐阜工場(岐阜県各務原市)に約130億円を投じて新たな設計・事務棟を建設する。戦前に建てられ約80年が経過した「本館」を取り壊し、跡地に地上8階建てのビルを建てる。工場内約10カ所に分散していた設計部門約2200人を集約し、業務効率を高める狙い。
新本館ビルは2016年12月に1期工事を完成。17年4月に2期工事に着手し、18年3月に竣工(しゅんこう)する予定。
延べ床建屋面積は約4万5000平方メートル。民間・防衛航空機、宇宙機器関連の設計、管理部門が入居する。現本館の10倍以上に拡張され、環境技術などを取り込み、従業員の労働環境にも配慮。集約後の空きスペースは、成長著しい航空機事業の生産に活用していく。
1937年に建設された現在の本館は、管理部門を中心に約250人が常駐する。空襲の爪痕が残るなど各務原市の象徴的な建物で、老朽化対策...
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(2016/1/13 05:00)
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