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[ ロボット ]
(2016/1/13 05:00)
日本ロボット工業会は12日、2016年のロボット国内生産額目標値を、前年比6・3%増の6700億円と発表した。海外生産分を足すと引き続き過去最高水準を見通しつつも、足元で弱含む中国市場の状況から、控えめの予測値を設定した。中国経済や原油価格の動向、そして国内の更新需要などが浮沈を左右しそうだ。
国内のほか米州、アジア、欧州と各地域で需要が堅調に推移していることを受け、3年連続のプラス成長を予測する。足元では特に国内が好調で生産性向上設備投資促進税制やロボット導入実証事業など政策効果により、投資が活発化している。予測値は06年に記録した過去最高の7303億円には届かないが「当時は主要メーカーが国内でしか生産していなかった。海外生産分を合わせると既に06年の水準を上回っている」(冨士原寛専務理事)という。
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(2016/1/13 05:00)
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