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ハイパフォーマンスと、革新的なデザイン 新型Audi RS 7 Sportback

(2019/9/11)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:アウディ ジャパン 株式会社

ハイパフォーマンスと、革新的なデザイン 新型Audi RS 7 Sportback

ワイドボディを特徴とする新しいハイパフォーマンスSportback/優れたスタイルと高い利便性:クーペを連想させるグランドツアラーデザイン/V8ツインターボ:4.0 TFSIの最高出力は441kW(600hp)、最大トルクは800Nm


(ドイツ本国発表資料)
2019年9月10日、インゴルシュタット/フランクフルト:新型Audi RS 7 Sportbackは、第2世代へと進化を遂げ、さらにその魅力が引き上げられています。Audi Sport GmbHは、フランクフルトモーターショー(IAA)で、ワイドボディを備えた5シーターモデル、Audi RS 7 Sportbackを初公開します。このニューモデルには、マイルドハイブリッドシステムが搭載され、パフォーマンスと効率がさらに改善しています。Audi RS 7 Sportbackは2019年末より、ドイツおよびその他のヨーロッパ諸国から発売を開始予定です。

Audi Japan Press Center: https://www.audi-press.jp/

Audi Sport GmbHマネージングディレクターのオリバー ホフマンは、次のように述べています。「Audi RS 7 Sportbackは、5ドアのハイパフォーマンスクーペとグランドツアラーデザインを組み合わせ、アウディ流に解釈したモデルです。さらなる改良が施されたことにより、日常ユースでの使い勝手だけでなく、その類まれなパフォーマンスも向上しています。ここに展示されているクルマは、息を呑むようなデザインを好む方々に向け、非常にスポーティな装備が施されています」

革新的:エクステリアデザイン
新型Audi RS 7 Sportbackは、大地に低く構えたデザインを特徴としています。大きく張り出したホイールアーチは、Audi Sportが提供するハイパフォーマンスモデルの圧倒的にスポーティなキャラクターを強調しています。その幅広さは、視覚的な印象によるものではありません。フロントフェンダー部で1,950mmの全幅を備えるこのクルマは、Audi A7 Sportbackと比べて40mm近く拡大されています。新型Audi RS 7 Sportbackは、クーペのようなフォルムを特徴とするAudi A7 Sportbackのボディを共有していますが、共通のコンポーネントが使用されているのは4つの領域(ボンネット、ルーフ、フロントドア、テールゲート)のみです。RS専用のエクステリアデザインにより、全長は5,009mmに拡大され、グランドツアラーとしてのキャラクターを表現しています。

新型Audi RS 7 Sportbackは、幅広くフラットなシングルフレームグリルが装着されています。そこに、コントラストカラーのフレームはありません。RS専用の立体的なハニカム構造のラジエーターグリルは、グロスブラック仕上げとなっています。大型フロントエアインレットとグロスブラックの垂直フィンが、アグレッシブなスタイルを強調しています。水平方向のブレードは、フロントエンドに向けて下方向へと特徴的なラインを描いています。

サイドシルエットを見ると、シャープなラインと美しい曲面が、鍛え上げられた筋肉を連想させます。低いショルダーラインが視覚的にクルマを低く見せる一方で、ウィンドーのラインは後方に向かって上昇し、クルマが静止しているときでもダイナミックな印象を与えます。ブラックインレイを備えたRS専用のドアシルは、今にも走り出しそうなハイパフォーマンスカーの外観に、際立ったアクセントを追加しています。

カーブを描くリヤエンドのトレーリングエッジと、左右のリヤライトを接続するライトストリップは、Audi RS 7 Sportbackの大きな特徴となっています。速度が100km/hを超えると、テールゲートからスポイラーが展開します。クロームカラーの大径楕円テールパイプは、リヤディフューザーとグロスブラックのデザインエレメントとともに、RS専用バンパーの左右に配置されています。新型Audi RS 7 Sportbackには、LEDヘッドライトが標準装備されています。オプションのRSマトリクスLEDレーザーヘッドライトを注文すると、ライトベゼルがダーク仕様となり、LEDリヤライトにはダイナミックターンシグナルが装備されます。また、車両のロック/ロック解除時には、RS専用のライトシーケンスが作動します。

V8パワー:駆動システム
新型Audi RS 7 Sportback(複合モードにおける燃料消費量:11.6~11.4リットル/100km、複合モードにおけるCO2排出量:265~261g/km)に搭載される4.0 TFSIは、441kW(600hp)の最高出力を発生します。800Nmの最大トルクは2,050~4,500rpmの幅広い回転域で発生します。0~100km/h加速は、わずか3.6秒です。最高速度は電子的に250km/hに制限されています。これは、ダイナミックパッケージでは280km/hに、ダイナミックプラスパッケージでは305km/hに変更されます。

4.0 TFSIは、48Vの主電源システムを備えたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)により、最大のパフォーマンスと高い効率を兼ね備えています。ベルト駆動式オルタネータースターターは、減速時に最大12kWの電力を回生し、リチウムイオンバッテリーに供給します。55~160km/hの速度範囲でドライバーがアクセルペダルから足を離すと、ドライブマネージメントシステムは、2つのオプションのいずれかを選択します。運転状況とアウディドライブセレクトの設定に応じて、新型Audi RS 7 Sportbackは、エネルギーを回生するか、エンジンを停止した状態でコースティング(惰性走行)を行うかを決定します。コースティング状態からドライバーが再びアクセルを踏むと、ベルト駆動式オルタネータースターターが瞬時にエンジンを再始動します。MHEVテクノロジーにより、22km/h未満の速度でアイドリングストップ機能を作動させることが可能になりました。停止後に前方車両が動き始めると、たとえブレーキペダルを踏んでいても、エンジンが始動します。MHEVテクノロジーを使用することにより、100km走行あたり燃料消費量を最大0.8リットル削減することができます。

また、シリンダーオンデマンド(COD)システムが、さらなる効率性を実現しています。高めのギアが選択され、エンジンが低~中負荷状態の場合、燃料噴射と点火を停止し、吸気バルブと排気バルブを閉じることにより、2番、3番、5番、8番シリンダーを休止します。4気筒モードでは、高まる負荷に対応するようバルブの作動ポイントが変更され、効率が向上します。休止したシリンダーは、ほとんどパワーの損失を発生することなく、ガススプリングのように作動を続けます。ドライバーがアクセルペダルを踏むと、即座に8気筒モードに復帰します。8気筒への切り替えは、わずか数ミリ秒で行われるため、ドライバーや乗員が気づくことはありません。この4リットルエンジンは、重厚でスポーティなV8サウンドを奏でます。アウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムにより、エキゾーストサウンドを調整することもできます。ブラックテールパイプトリムを備えたオプションのRSスポーツエキゾーストシステムは、さらに印象的なサウンドを提供します。カスタマイズ可能なRS1およびRS2モードでは、スポーティなサウンド、あるいはバランスの取れたサウンドのどちらかを選択することができます。

4.0 TFSIが発生するパワーは、素早いシフトを特徴とし、新たにローンチコントロール機能を備えた標準の8速ティプトロニックトランスミッションを介して、quattroフルタイム4輪駆動システムに伝達されます。駆動力は、純粋な機械式センターディファレンシャルを介して、40:60の比率で前後のアクスルに配分されます。どれか1つのホイールがスリップすると、トラクションがかかっているホイールにより多くのトルクを自動的に配分します。この場合、駆動力の最大70%をフロントホイールに、最大85%をリヤホイールに配分することができます。

ホイールセレクティブトルクコントロールは、スリップが発生する前に、コーナー内側のホイールに軽くブレーキをかけることによって俊敏で正確なハンドリングを最適化します。オプションのダイナミックおよびダイナミックプラスパッケージで装着可能なquattroスポーツディファレンシャルは、スポーティなコーナリング中に必要に応じてトルクを左右のリヤホイール間に配分し、トラクション、スタビリティ、ダイナミズムを向上させます。

俊敏でスポーティ:サスペンション
新型Audi RS 7 Sportbackには、5リンク式のフロントおよびリヤサスペンションが装備されています。このサスペンションは、横方向の力と縦方向の力をそれぞれのアームで効果的に分担しています。リンケージとサブフレームは、その大半がアルミニウム製です。フロントトレッドは1,668mm、リヤトレッドは1,650mmです。

標準装備されるダンパーコントロール付きRSアダプティブエアサスペンションは、新型Audi RS 7 Sportback専用にチューニングが施され、スプリングレートを50%高めた新しいエアスプリングモジュールによって、305km/hの最高速度を可能にしています。スポーツエアサスペンションは3つのモードに設定可能で、自動車高調整機能が含まれています。新型Audi RS 7 Sportbackの車高(ノーマル時)は、標準仕様のサスペンションを備えたAudi A7 Sportbackよりも20mm低く設定されています。速度が120km/hを超えると、車高はさらに10mm低下します。必要に応じて、車高を20mm上昇させることのできるリフトモードも用意されています。RSススポーツエアサスペンションの特徴である大きなキングピン傾角により、長距離走行における快適性重視から、パフォーマンス重視まで、幅広い乗り心地の設定を実現しています。

オプションのダイナミックライドコントロール(DRC)付きRSスポーツサスペンションプラスを装着すると、グリップレベルとハンドリングがさらに向上します。アグレッシブな走行時におけるピッチングとローリングも、大幅に減少します。制御バルブが組み込まれた新世代のダンパーを採用することによって、さまざまなアウディドライブセレクトのモードにおける設定の幅が明確に広がっています。

スポーティでダイレクトなギアレシオを備えたプログレッシブステアリングは、新型Audi RS 7 Sportbackに標準装備されています。さらに、このスポーティなグランドツアラーには、オプションでダイナミックオールホイールステアリング(4輪操舵)を装備することができます。このシステムは、連続可変ストレインウェイブギヤを採用したフロントアクスルと、スピンドルドライブとトラックロッドにより前輪と独立してステア操作可能なリアアクスルによる、電子制御四輪操舵システムを備えます。低速では、リヤホイールはフロントとは逆向きに、最大5速まで回転します。これにより、回転直径が1mも縮小されるため、都会の狭い道での取り回しや急カーブでの俊敏性がさらに向上します。中速および高速では、後輪は前輪と同じ方向に最大2速回転し、走行安定性を高めます。

ドライバーは、アウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムを使用して、Audi RS 7 Sportbackの走行特性を変化させることができます。合計で6つのモード(コンフォート、オート、ダイナミック、エフィシエンシー、カスタマイズ可能なRS専用RS1およびRS2)が用意されています。RSモードは、ステアリングホイールに設置されたRS MODEボタンを使用して、直接呼び出すことができます。アウディドライブセレクトは、エンジンおよびトランスミッションマネージメント、ステアリングアシスタンス、サスペンション、ダイナミックオールホイールステアリング、quattroスポーツディファレンシャル、エキゾーストフラップ、オートエアコンディショナーなどの設定に影響を及ぼします。RS2モードでは、ボタンを押すだけでエクトロニックスタビリゼーションコントロール(ESC)をスポーツモードに切り替えることができます。

新型Audi RS 7 Sportbackは、10スポークスターデザインの21インチ鋳造アルミホイールと275/35タイヤを標準装備しています。Audi Sportは、オプションで、22インチ5Vスポークデザインと285/30タイヤの組み合わせも用意しています。このホイールは、シルバー、マットチタニウム、グロス旋削仕上げ、グロス旋削アンスラサイトブラック仕上げを選択することができます。穴あきタイプのベンチレーテッドディスク(直径:フロント420mm、リヤ370mm)を採用するRSブレーキシステムのキャリパーカラーは、ブラックが標準となりますが、オプションでレッドも用意されています。オプションのRSセラミックブレーキを装着した場合、キャリパーはグレー、レッド、ブルーから選択可能です。セラミックディスクの直径は、フロントが440mm、リヤが370mmです。新しいRSセラミックブレーキシステムは、スチール製のディスクを使った場合と比較して34kgも軽量で、ばね下重量の削減に貢献しています。

スポーティで未来的:インテリア
一切の無駄を排したデザインとスポーティなアクセントの組み合わせは、新型Audi RS 7 Sportbackのインテリアにおける主要なスタイル要素となっています。そのデザインは、エクステリアと同様、緊張感のあるライン、滑らかな曲面、クリアで明確な造形を特徴としています。運転席と助手席には十分なスペースが確保され、インテリアのアーキテクチャーには、未来的なユーザーインターフェイスへのシームレスな移行が実現しています。上部に設置されたMMIタッチレスポンスのディスプレイは、ブラックパネルのダッシュボードに組み込まれ、ディスプレイをオフにするとパネルに溶け込んで、ほとんど見えなくなります。ドライバーは、上部RSモニターディスプレイを使用して、駆動システムコンポーネントの温度、最大Gフォース、タイヤ空気圧や温度などの情報を呼び出すことが可能です。

この専用RSディスプレイは、アウディバーチャルコックピットを使用して、タイヤ空気圧、トルク、パフォーマンス、油温、ブースト圧、ラップタイム、加速、Gフォースの詳細情報を提供します。シフトインジケーターは、レブリミットに到達した場合、ドライバーにシフトアップを促します。オプションのRSヘッドアップディスプレイには、RS固有の情報も表示されます。

新しい大型RSアルミニウムシフトパドルを備えたフラットボトムのRSスポーツレザーステアリングホイールには、マルチファンクションボタンが設置されています。ドライバーは、このボタンを使用して、アウディドライブセレクトのRS1およびRS2モードを有効にすることができます。これらのモードを有効にすると、アウディバーチャルコックピットのRS専用ディスプレイが自動的に表示されます。ステアリングホイール、シート、照明付きフロントドアシルトリムには、RSおよびRS 7のロゴが装着されています。フロントおよびリヤドアに設置されたロゴプロジェクターは、ドアを開くとAudi Sportのエンブレムを地面に投影します。

RSスポーツシートの張地は、ランバス(菱形)パターンのブラックパールナッパレザーが標準となり、RSエンボス加工が施されています。さらにスポーティなオプションとして、RSスポーツシートも用意されています。このシートは、ハニカムパターンとRSエンボス加工が施されたヴァルコナレザーを選択することもできます。フルパフォレーテッド加工を施したことにより、シートベンチレーション機能が初採用されています。

レッドまたはグレーを基調とする2種類のRSデザインパッケージでは、インテリアにカラフルなカラーが採用され、アルカンターラを使用したステアリングホイールリム、シフトレバーゲートル、ニーパッドには、コントラストステッチが施されます。各パッケージには、エッジ部がカラー仕上げのシートベルトとRSフロアマットも装備されます。インレイのオプションとしては、カーボン、ナチュラルグレーブラウンウッド、マットアルミニウムが用意され、幅広いカスタマイズの可能性を提供しています。
新型Audi RS 7 Sportbackには、先代モデルには採用されていなかった新しい装備が追加されました。今回初めて、Audi Sportは、この5ドアグランドツアラーに、3人掛けのリヤシートが用意されています。スポーティな2人掛けのリヤシート(定員4名)も引き続き利用可能です。ラゲージコンパートメント容量は535リットルで、リヤシートの背もたれを折りたたむと容量は1,390リットルまで拡大します。テールゲートは電動開閉式で、オプションのコンビニエンスキーを選択すると、足の動き(キックアクション)でテールゲートを操作することができます。

最高レベルの装備:インフォテインメント、アシスタンスシステム、カラー、素材
新型Audi RS 7 Sportbackには、広範囲なコンビニエンス機能、コネクテッド機能、ドライバーアシスタンス機能が用意されています。このクルマは、非常にスポーティな走行性能と、長距離走行を得意とするグランドツアラーとしてのキャラクターを兼ね備えています。ドライバーアシスタンスシステムは、幅広い状況でドライバーをサポートします。アダプティブクルーズアシスト、交差点アシスト、車線変更警告、縁石警告、360縁カメラなど、30以上のアシスタンスシステムが利用可能です。

新型Audi RS 7 Sportbackには、ナルドグレー、クリスタルエフェクトのセブリングブラックに加え、5種類のマットエフェクト仕上げを含む、合計13のボディカラーが標準で用意されています。ドアミラーハウジングは、グロスブラックが標準ですが、オプションでアルミニウムマットまたはボディ同色仕様も用意されています。3種類(マットアルミニウム、ブラック、カーボン)が用意されたスタリングパッケージを選択すると、フラップ、ブレード、シルインレイ、ウィンドースロットトリム、リヤディフューザークリップなどに、それぞれの仕様が適用されます。ブラックまたはカーボンのスタリングパッケージを選択すると、フロントとリヤに装着されるアウディリングとRSロゴを、グロスブラック仕上げに変更することもできます。さらに、アウディエクスクルーシブプログラムでは、広範囲なカスタマイズの選択肢が提供されています。


※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

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