企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

デンソーウェーブ、IoT Data Server / IoT Data Shareの新拡張機能「Cloud Connector for Microsoft Azure」をリリース

(2020/8/25)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:デンソーウェーブ

デンソーウェーブ、IoT Data Server / IoT Data Shareの新拡張機能「Cloud Connector for Microsoft Azure」をリリース

プログラムレスでデータをクラウドに公開、簡単・安全・大規模なIoT環境構築に貢献

株式会社デンソーウェーブ (本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:中川弘靖) は、このたび、データ統合コントローラ「IoT Data Server」とデータ統合ソフトウェア「IoT Data Share」の新拡張機能「Cloud Connector for Microsoft Azure (以下Cloud Connector)」を9月1日 (火) からリリースします (※1)。価格はオープン価格です。Cloud Connectorを活用することで、IoT Data Server / IoT Data Share (以下IoT DS) がデバイスから収集したデータをプログラムレスでMicrosoft Azure (※2) (以下Azure) に公開でき、デバイス - クラウド間の連携がより簡単なものになります (※3)。



総務省の発表 (※4) によると、世界の産業用IoTデバイス数は2018年の約60億台から2021年に約146億台に増加し、年平均34.1%の成長率が見込まれるなど、近年急速に産業用途の機器がネットワークにつながっています。こうした背景の中で製造業の現場では、さまざまな設備から収集した膨大なデータをより速く・安全・安価に、クラウドを用いてグローバルな規模で分析して活用したいという要望が増えつつあります。しかし、実際の工場には新旧含めさまざまなメーカーの機器が存在し、それぞれに独自の通信規格があることで、工場内のすべての機器をつないでデータをクラウドまで公開させることは非常に困難でした。

これらの声に応え、デンソーウェーブでは機器のメーカーや通信規格に左右されずにデータを収集できるIoT DSを開発し、かねてより販売を行ってきました。今回発売する「Cloud Connector」を使用することで、IoT DSで収集したあらゆる機器のデータを、IoT Central、IoT Hub、IoT EdgeをはじめとしたAzure上で提供される豊富なサービスと簡単に連携可能になります。Cloud Connectorにより、IoT DSが収集した500種類を超える機器のデータをクラウドまでシームレスに接続し、簡単・安全・大規模なIoT環境の構築を実現します。Cloud Connector開発にあたり、両社の代表は以下のように述べています。

【株式会社デンソーウェーブ 犬飼執行役員のコメント】
デンソーウェーブの「IoT Data Share / IoT Data Server (以下IoT DS)」は、世界に130工場15万設備を持つデンソーのファクトリーIoTにおいて「つなぐプラットフォーム」として開発されたデータ統合ソフトウェアです。さまざまな機器との接続を実現するミドルウェア「ORiN」をベースにした汎用性・拡張性の高いソフトウェアで、IoTによる工場の生産性向上のために必要な現場のデータ収集・加工を容易に実現できます。
今回発売する「Cloud Connector for Microsoft Azure」により、IoT DSとMicrosoft Azureの連携はより一層簡単に、強固なものとなります。日本マイクロソフト様とデンソーウェーブの互いに得意とする領域を「つなぎ」、あらゆる分野、中でも工場においてIoT環境の構築を大幅に加速できると考えております。
デンソーウェーブは日本マイクロソフト様と共に、より多くのお客様のIoT導入を支援し、生産性向上に貢献していきます。

【日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 IoT & MR事業本部長 菖蒲谷様のコメント】
日本マイクロソフトは、株式会社デンソーウェーブ様によるMicrosoft Azureを基盤とした新しいIoTゲートウェイサービスである「Cloud Connector for Microsoft Azure (以下 Cloud Connector)」の販売開始を心より歓迎いたします。
「Cloud Connector」は、さまざまな機器からのデータを変換し、Microsoft Azure (IoT Central、Azure IoT Hubなど) と繋ぐことが可能となります。本サービスとMicrosoft Azureが一緒に採用されることで、IoT環境の構築をスピーディー且つ安全に実現します。
国内外のお客様に、本サービスを提供されていくことで、IoT活用が加速し、モノ作り現場の生産性向上が進むことを非常に喜ばしく感じております。
今後も日本マイクロソフトは、株式会社デンソーウェーブ様との強力な連携を通じて、お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。


デンソーウェーブはこれからもIoT環境の向上に貢献し、スマートでオープンなモノづくり環境の構築を目指してまいります。

<製品機能紹介>
■ 機能概要
機能名 : Cloud Connector for Microsoft Azure (クラウド・コネクター・フォー・マイクロソフト・アジュール)
価格 : オープン価格
発売日 : 2020年9月1日

■ 機能紹介
1. IoTデバイスリンク
Azure専用の設定ツールで、データ連携に必要な設定時間を従来の1/5に短縮します。


2. 専用アクション機能
トリガアクション機能にAzure専用のアクションが4つ追加されます。


3. システム監視機能
IoT DSのプロジェクトの状態やバージョン情報をAzureから取得可能になり、状態監視を行えます。


※1.Cloud Connector for Microsoft Azureは、IoT Data Server / IoT Data Shareの機能を開放するライセンス製品です。
※2.Microsoft、Azure、Dynamicsは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※3.Cloud Connector for Microsoft Azureをご使用になる場合は、別途「IoT Data Server」、または「IoT Data Share」が必要です。
※4.総務省「令和元年版 情報通信白書」より。

(注)ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。その後、予告なしに変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン