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ピカリング インターフェース、PXIスロットをわずか1個に抑えた汎用LVDT/RVDT/レゾルバ・シミュレータ・モジュールを発表

(2020/10/1)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ピカリング インターフェース

ピカリング インターフェース、PXIスロットをわずか1個に抑えた汎用LVDT/RVDT/レゾルバ・シミュレータ・モジュールを発表

多機能性によりテストの柔軟性向上とコスト低減を実現

電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は、LVDT/RVDT/レゾルバ(回転角センサー)・シミュレータとして機能可能なシングル・モジュール「41-670」モデル(https://www.pickeringtest.com/product/41-670-xyz-aabbcc-pxi-lvdt-rvdt-resolver-simulator)を発表しました。PXIまたはLXIシャーシ・スロットをわずか1個に抑えたことから、新モジュールのプログラマビリティは必要なハードウェアの最小化を意味します。また、新モジュールはお客様の他の計器とともにPXIシャーシに配置できることから、追加の制御プロトコル/インターフェースが不要で、運用がシンプルになります。



「41-670」は5/6線LVDT/RVDTまたはレゾルバの最大4チャネル、あるいは4線LVDT/RVDTシミュレーションの8チャネルに対応可能です。各VDTバンクは独立した励磁入力のほか、内部生成励磁信号を使用する能力を備えています。同期テストのための各チャネルへの共有励磁信号による動作が可能です。「41-670」ファミリは0.25VRMSから38VRMSまでの励磁電圧と300Hzから20kHzまでの周波数に対応するモデルが用意されており、広範なLVDT、RVDT、レゾルバのシミュレーションが可能です。

入出力信号間の位相関係は1サイクルの遅延に合わせて自動調整されることから、位相遅延はネゲートできます。これが許容不可能な場合、入力信号の伝搬のために出力の1つを使用でき、結果的に出力と同相信号が得られ、復調に使用することができます。「41-670」は内蔵リレーの追加により、各チャネルの入出力向けにショートまたはオープンの設定が可能なことから、障害挿入要件対応のための外部スイッチングを不要にします。プログラム可能な位相遅延は不完全なセンサーやケーブリングのシミュレーションに使用可能で、単一または複数出力を人工的に相殺します。

ピカリング インターフェースのシミュレーション・プロダクト・マネージャのポール・ボビントンは「一般的に機能が1つに限定されている競合製品と比較し、LVDT/RVDT/レゾルバ・シミュレータの『41-670』モデルは優れた汎用性を持つと私たちは確信しています。私たちは単一PXIスロットに収まる1つのモジュールだけで複数の製品を代替できます。私たちはお客様の声に耳を傾け、直観的なドライバや、シンプルなマニュアル制御のためのグラフィカル・ソフト・フロントパネルなどの使いやすい革新的な機能を備えたフル機能ソリューションを開発しました」と述べています。

「41-670」はさらに、入出力絶縁トランス、広い動作周波数帯、各入力周波数/振幅の測定/表示機能を提供します。「41-670」は航空機翼/着陸装置制御、銃/ミサイル発射装置統制、衛星、産業用オートメーション向けモーション制御、タービン/原子炉などのアプリケーションをターゲットとしています。PXIe版はお客様のリクエストに応じて提供可能です。また、ピカリングは互換ケーブルやブレークアウトのフル・ラインナップを提供しています。詳細については、https://www.pickeringtest.com/products/pxi/pxi-simulation-modules/lvdt-rvdt-resolver-simulator をご覧ください。

ピカリング インターフェースについて
ピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。

ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国での直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、http://www.pickeringtest.com/をご覧ください。

日本では、アンドールシステムサポート株式会社(https://www.andor.jp/)がピカリング インターフェースの総代理店となっています。

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