企業リリース Powered by PR TIMES
PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。
(2021/3/9)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部
【「コロナ禍の引越し意向と購入品に関する実態調査」を発表】
4月は心機一転、新たなスタートを切るシーズン。入学や入社、転勤・異動などで生活拠点が変わる方も多くいるのではないでしょうか?このたびパナソニック株式会社では、1都3県にお住まいの1,000名を対象にした「新型コロナウイルスの影響による引越し意向調査」のほか、過去3年以内に購入物件への引越経験がある500名を対象にした「引越し時の購入品に関する実態調査」を実施しました。
新型コロナウイルスの影響で2人に1人が引越しへの意向が高まったと回答
すでに引っ越し済み&引っ越し予定がある人は1割超え
総務省が今年1月に発表した人口移動報告によると、東京都の転出数は昨年7月から6カ月連続で転入を上回りました。新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワークの普及などで、東京近郊への移動が多くあったとみられています。
一方、今後の引越し意向についてパナソニックが1都3県にお住まいの1,000名を対象に独自調査したところ、新型コロナウイルスをきっかけに、「すで引越した人」は6.2%、「引越す予定がある人」は9.1%と、1割以上の方々が住居を変えている、もしくは変えようとしていることが明らかになりました。また、検討層と興味関心層を合算すると3割近くも存在し(具体的に検討している:7.1%、物件や時期が合えば検討:12.0%、少し興味・感心がある:13.9%)、関東圏内の多くの生活者が、現状の居住環境を変化させようとする意識の高まりが浮き彫りになりました。
なお、引越し先の候補としては「今よりも郊外」が最も多く(35.8%)、次いで「今よりも地方」(23.2%)、「今よりも都心」(19.7%)となったことから、より密集を避けられるエリアが人気となっています。
引越し時の人気購入アイテムTOP2は「カーテン」と「エアコン」
満足度が最も高かったのは「エアコン」。理由は「快適な温湿度環境」
このように、居住環境を変えようとする人が増える中、引越し経験者たちはどういったものを購入しているのでしょうか。過去3年以内に購入物件(新築・中古含む)に引越しをしたことがある人に、引越し時の新規(追加)購入または買い替えたものについて尋ねたところ、1位「カーテン」、2位「エアコン」、3位「椅子・ソファ」という結果になりました。外部からのプライバシーを守るという観点で、引越し間もない方にとって、カーテンは必須アイテムであることがわかります。また、数ある家電製品の中でも「エアコン」が圧倒的に必要とされることも明らかになりました。
なお、購入したもののうち、満足度が最も高かったのは、購入実績でも上位にランクインしていた「エアコン」。2位の「椅子・ソファ」と約8ポイント差となり、購入実績に加え満足度でも支持されていることが分かりました。さらに「エアコン」を選んだ方に対して、満足度が高かった理由を尋ねると「温度が快適になった」(74.2%)、「湿度が快適になった」(33.8%)と回答する方が多く、室内の温湿度環境の改善が満足度に繋がっていることが伺えます。
また、具体的な満足理由についても、以下のような点が挙げられており、電気代改善のほか、最新のエアコンが備える様々な機能の利便性の享受が、満足度に繋がっていることが伺えます。
・15年振りに購入。リビングでメインに使うので省エネタイプにしたが、思っていた以上に電気代がかからないので満足している。(55歳男性、神奈川県)
・8年ぶりの買い替えだったが、以前使用していたエアコンよりも価格も大分安かったのですが、自動清掃や暖房のパワフルさ等、性能は殆ど変わらず良く、スマホと連動して遠隔操作ができるので、帰る前に部屋を暖かくしておけるのがとても便利です。(50歳女性、千葉県)
・以前使用していたエアコンは基本的な機能のみで長年の使用で蓋が閉まらず空気も汚かったが、買い替え後のエアコンはカビや花粉を抑制する運転モードがあったり、自動掃除機能があったりするため、空気を清潔に保てるようになった。(39歳女性、東京都)
・AI搭載していて、賢く部屋をあたためてくれる。アプリから操作でき、外出先から電源を入れられる所も魅力的(30歳男性、千葉県)
【パナソニックのエアーマイスターが解説】
新居にエアコンを持ち込む際の注意点とは
新生活において「エアコン」が無くてはならないものであることが調査結果から見えてきました。新規で買い替えるのが一般的な中、それまで使っていたエアコンを持ち込む方も一定数いらっしゃいます。エアコンの使用年数を状況別に見ると、買い替えた人で「3~7年未満」、持ち込んだ人で「1~5年未満」がボリュームゾーンとなり、持ち込み派の平均使用年数が短いことがわかります。ちなみに、エアコンの機器本体には「設計上の標準使用期間※」が表示されていますが、多くのメーカーでは「10年」程度となっています。補修用性能部品も製造打ち切り後、10年保存しているメーカーが多いため、新しい家にエアコンを持ち込む際は、購入から何年経過しているのかがひとつの目安となるでしょう。
※標準的な使用条件に基づく経年劣化に対して、製造した年から安全上支障なく使用することができる標準的な期間
こういった使用年数の目安をはじめ、エアコンの買い替え時だけでなく、持ち込む際にも見落としがちな注意点や賢い選び方のポイントを、パナソニック エアーマイスターの福田 風子が解説します。
【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】
パナソニック コンシューマーマーケティングジャパン本部
商品センターエアコン商品企画担当
自宅に異なる4機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。
お部屋の大きさと日当たりをチェック!
6畳のお部屋に使っていたエアコンを新居の8畳のお部屋に使うなど、畳数に合わない場合はエアコンの効きが悪くなってしまうので、畳数に合ったエアコンを使いましょう。元の広さと同じ畳数であっても、吹き抜けや天井が高い部屋、陽当たりのよい部屋は通常よりもパワーを必要とするため、大きめのサイズ(適用畳数)がよい場合もあります。また木造住宅か鉄筋住宅かによって密閉率が違うため、マンションから木造戸建てに引っ越す方は適用畳数を再度チェックするのがよいでしょう。
コンセントの形状をチェック!
エアコンの取り付け位置が想定されている場合、周辺にコンセントも設置されているはずです。しかし、コンセントといってもいろいろな形状があるため、まずは引越し先のコンセントの形状と、持ち込むエアコンのプラグ形状を確認しましょう。これが異なっている場合は電気工事が必要になってくるので要注意です。工事には、電気工事士の資格が必要になるため、必ず対応する工事業者様へ依頼するようにしてください。
室内機・室外機の設置場所のチェック!
●室内機の設置場所●
エアコンは室内の空気を吸い込み、内部で温度調整をして吹き出すため、スムーズな風の循環がポイントになります。近くに背の高い家具やインテリアがあると風の循環を妨げ、部屋の温度調整がうまくいかないことがありますので、エアコン周りの環境には注意が必要です。
●室外機の設置場所●
室外機の周囲に植木鉢などの障害物があると放熱妨害が起こり、熱交換がきちんとできなくなります。室外機を隠すケースやカバーなどもありますが製品によっては熱交換を妨げる要因となるので、各メーカーが発売している純正部材を使用すると安心です。また暑い時期、室外機に直射日光が当たっているのも、冷房が効きづらくなる要因となるため、よしずなどで日陰を作ってあげるとよいでしょう。
なお、室外機は室内機背面の壁を抜けた屋外の地面に設置するのが一般的ですが、設置環境によって配管が長くなるような場合は、「許容配管長」が示されていますのでその範囲内であれば大丈夫です。また、室内機と室外機をつなぐ配管は、設置時の位置によって最適な長さに調整されています。室外機を移設する際は、室外機を無理に動かしたりすると破損やガス漏れの原因になりますので、取り付け工事業者様に相談することをおすすめします。
これからエアコンを買い替えるなら!
カタログで見るべき4つのポイント
■ポイント~その1「お部屋の大きさ」
お部屋に適したエアコンのサイズ(容量)を選ぶには、まず「畳数の目安」を一番に参考にしましょう。「冷房6~9畳」「暖房6~7畳」という畳数表示は「6畳~9畳の部屋に適したエアコン」と思われがちですが、実は違います。正しくは「木造平屋南向き(和室)なら6畳」「鉄筋マンション南向き中間階(洋室)なら9畳」という意味になります。さらに、戸建の2階やマンションの最上階、高天井や吹き抜けがある、西向きに窓があるお部屋は、夏は暑くなりやすく、冬は寒くなりやすいです。その場合、通常より1~2クラス上のエアコンをお勧めします。
■ポイント~その2「エアコンのパワー」
エアコンは出せるパワー(能力)が範囲によって変わります。これによりエアコンの運転中にお部屋が冷えすぎたり、暑すぎたり、コントロールがうまくいかないといったことが解消できます。カタログの「能力(kW)」の数値(表示項目例3.を参照)はエアコンの標準のパワーを示しています。そして能力(kW)のカッコ内の数値がパワーの範囲を表しており、振り幅が大きいほど負荷に合わせた、効率的な運転ができることを表します。
またボルト数(V)についても注意が必要です。買い替え予定のエアコンが100Vか200Vなのかは品番を見ればわかります。例えばパナソニックでは、品番の末尾に「2」がついているものが200Vです(ex:CS-X401D、CS-X401D2)。新しいお住まいがどちらのV数に対応しているかはコンセントの形状から分かります。もし100Vから200Vへの変更を行いたい場合は、対応する工事業者様へ依頼しましょう。
■ポイント~その3「省エネ機能」
最近のエアコンはどれも省エネ性能が高くなってきています。カタログの「省エネ基準達成率」(表示項目例5.を参照)はエアコンの機能や形態、能力・寸法によって定められた省エネ目標基準に対して、どれくらい達成しているかを表しています。「通年エネルギー消費効率(APF)」とは1のエネルギーを何倍にできるか、というエアコンのエネルギー性能を表したもので、この数値が大きいほどエネルギー消費効率が優れているエアコンということになります。
■ポイント~その4「暖房能力」
4つ目のポイント「暖房低温能力」(表示項目例6.を参照)は、外気温が2℃のときに、最大どれくらいの能力をだせるかといったもので、この数値が大きければ大きいほどたくさんの熱エネルギーを生み出すことができます。10年前と比べると、そのパワーはとても上がってきているので、夏にエアコンの購入をご検討の方も、ぜひチェックしてみてください。
===================================================
※調査結果を引用いただく際は「パナソニック調べ」を引用元として記載ください。
■「新型コロナウイルスの影響による引越し意向調査」概要
●調査地域:1都3県
●調査期間:2021年2月15日(月)~2月16日(火)
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:20~50代の男女
●有効回答:1,000名(男性:494名、女性:506名)
■「引越し時の購入品の実態調査」概要
●調査地域:1都3県
●調査期間:2021年2月5日(月)~2月9日(火)
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:過去3年以内に購入物件への引越し経験のある20~50代の男女
●有効回答:500名(男性:272名、女性:228名)
===================================================
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。