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ZTE、中国移動とクアルコムの3社で、3GPP標準による世界初のエンドツーエンド5G NR相互接続システムを完成、5G業界をリード

(2017/11/30)

カテゴリ:経営情報

リリース発行企業:ZTEジャパン株式会社

ZTE、中国移動とクアルコムの3社で、3GPP標準による世界初のエンドツーエンド5G NR相互接続システムを完成、5G業界をリード



エンドツーエンド5G NRシステムは、3GPP認定の5G New Radio(NR)レイヤ1規定に準拠
エンドツーエンド5G NRシステムは、ZTEの5G NRプレコマーシャル基地局と、クアルコムテクノロジーズの5G NR UEプロトタイプを用いて、3.5GHz帯を使用
2017年11月23日に開催される「チャイナ・モバイル・グローバル・パートナー・コンファレンス」において、継続的な三者間協力の成果発表の一環としてエンドツーエンド5G NRシステムを実演予定






ZTEコーポレーション(以下、ZTE)は、17日、中国移動通信(チャイナ・モバイル 以下、中国移動)、Qualcomm Technologies(以下、クアルコム)と提携し、3GPP R15標準に基づくデータ接続を実証する世界初のエンドツーエンド5G NR相互接続データテスト(IoDT)システムの成功を発表しました。

今回、中国移動のガイドラインに従い、同社の5Gジョイント・イノベーション・センターでIoDT接続のデモンストレーションが行われ、ZTEの5G NRプレコマーシャル基地局と、クアルコムテクノロジーズの5G NR sub-6 GHz UEプロトタイプが使用されました。エンドツーエンド5G NRシステムは、3.5GHz帯を使用し、100MHz帯域幅をサポートしています。3GPPのRelease15仕様における5G New Radio(NR)レイヤ1規定に準拠し、スケーラブルOFDMヌメロロジー、最新のチャンネルコーディングと変調方式、および低遅延の自立型スロット構造も含まれます。

エンドツーエンドの5G NR相互接続データテスト(IoDT)システムは、4Gネットワークよりもはるかに低遅延のエアインターフェースで、マルチギガビット/秒のピークデータレートを効率的に達成するように設計されています。5G NR技術の導入は、今後増加が見込まれる高解像度ビデオのストリーミングや臨場感あふれる仮想現実(VR)/拡張現実感(AR)のような新たなモバイルブロードバンド体験の対応には不可欠です。また、自動運転車、ドローン、産業制御などの分野でも高い信頼性と低遅延を提供するサービスには欠かすことができません。エンドツーエンドの5G NR相互接続データテスト(IoDT)システムの施行は、5G NR技術の大規模なプレコマーシャル化への業界の重要なマイルストーンであり、3GPP標準準拠のネットワークおよびデバイスの急速な発展を促すものです。

中国移動のLi Zhengmao副社長は次のように述べています。
「中国移動は、統一された5G国際標準の制定に業界パートナーとともに取り組んでいます。3GPP 5G NR標準に準拠したエンドツーエンドの5G NR相互接続テストの達成は、5Gの製品化と標準からプレコマーシャル化における重要なマイルストーンです。中国移動は、5G製品の成長と5G業界の成功の促進のため、クアルコムテクノロジーズおよびZTEを含む業界リーダーたちと協力をしていきたいと考えています。」

ZTEの最高技術責任者(CTO)兼上級副社長のXu Huijunは次のように述べています。
「ZTEは市場向け5G機器とソリューションの最初のサプライヤーになることを目指しています。5G技術の検証と製品ベースの開発を進めていく過程で、ZTEは業界のパートナーとともに多くの主要な技術、ソリューション、ネットワークモデルを積極的に実証していきます。ZTE、中国移動、およびクアルコムによって完成された世界初の5G NR相互データ接続は、私たちの献身的な努力とこれまでの成果によるものです。」

また、クアルコムテクノロジーズのエグゼクティブバイスプレジデントでクアルコムCDMAテクノロジーズ社長のCristiano Amonは次のように話しています。
「世界初のエンドツーエンド5G NR相互データ接続の実現は、標準準拠の商用ネットワークへのタイムリーな着手を目指している私たちの5G分野におけるリーダーシップの証と言えるものです。クアルコムテクノロジーズは、中国のワイヤレス業界の継続的な成功に向けて尽力しており、ZTEと中国移動との提携によって中国での5G化が加速することを楽しみにしています。」

ZTEはこれまで、中国移動、中国電信、中国聯通、Wind Tre(イタリア)、Open Fiber、Orange(フランス)、ソフトバンク、Telefonica(スペイン)、Telenet(ベルギー)、KT(韓国)と5G戦略パートナーシップを結んでいるほか、いくつかの通信事業者と技術的および産業的協力を行っています。今後、ZTEは世界中の5Gの商業化を推進するパートナーと協力し、5Gの試験と試用を行うことで、まもなく利用可能になる5G体験を全面的に提供していきます。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
オリジナル言語版(http://www.zte.com.cn/global/about/press-center/news/201711ma/1117ma2

本リリースに記載されている内容は、報道発表日時点での情報です。
その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

【ZTEコーポレーションについて ~Leading 5G Innovations~】
ZTEコーポレーションは通信機器、ネットワークソリューションを提供する世界的なリーディングカンパニーです。業界大手としての包括的な製品群とソリューションにより、民間企業や政府機関向けのICTソリューションをはじめ、最先端のワイヤレス、アクセス&ベアラー、付加価値サービス、マネージドサービスなどを提供しています。ZTEコーポレーションの先進技術は、世界160ヶ国以上の500を超える主要通信事業者に、ビジネスの目標達成、競争力強化の面で貢献しています。さらに、スマートフォン、携帯電話、タブレット、Wi-Fiルーターなどのモバイル機器は、世界中のエンドユーザーから人気と信頼を集めています。ZTEコーポレーションは世界知的所有権機関(WIPO)発表の特許国際出願件数で2010年から7年連続でトップ3に入っています。2016年は特許を4,123件出願し、世界1位にランクされました。ZTEコーポレーションは5G技術の開発においても、業界をリードしています。今年9月に中国北京で開催された「第2期 5Gイノベーション開発フォーラム」では5Gトライアルテストにおける第二段階での技術試験証明書を、IMT-2020 (5G) Promotion Groupより受領しており、「Leading 5G」企業として中国の5G戦略事業を全面的に支援し、5G技術研究及び産業発展を促進しています。

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