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(2023/4/26)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:EV船販売株式会社
■高電圧(250V超)機器搭載の次世代EV船が安全基準をクリアー。
EV船販売株式会社(本社:東京都,代表取締役:工藤清人)は、高電圧(350V)リチウムイオンバッテリー(以下LiB)を搭載したEV船 (電動推進システム船)が日本小型船舶検査機構(以下JCI)の船舶検査に合格し大阪市内に就航したと発表した。同社取り扱いのEV船としては、過去5例 のJCIによる船舶検査合格実績があるが、本船はその内の1例で小型船舶最大級(20トン未満)の旅客船としては初めてとなり、今回の検査合格を受けて今後のEV船普及のスピードが加速すると期待を寄せている。
本船は、観光旅客船で全長21.38メートル、幅5.00メートル、総トン数19ton、旅客定員70名とこのクラス最大。弊社が建造し、すでに船主に引き渡しを終えて旅客運航を始めている(写真1)。
搭載している電動システムはTorqeedo(トルキード)社 (ドイツ製)のDeepBlueシステム(LiB44 kWhとモーター50kW)を各2基を搭載している。(写真2)。供給電圧が約350Vと高電圧であり船舶安全法小型船舶安全規則に規定されている250Vの基準値を超過しているため、特殊な小型船舶として検査を受け、合格した。
■検査合格の製品ラインナップ拡充と新営業体制でEV船の普及を促進。
さらに、EV船販売はAnEnergy(アンエナジー)社 (台湾製)の350V電動システム(写真3、4)を搭載する船舶についても近日中にJCIの船舶検査を受ける予定。 AnEnergy社製はモーター出力やバッテリー容量、充電方法などに合わせて制御システムのカスタマイズが可能で、今後、Torqeedo(トルキード)社製と合わせて販売数を伸ばしたいと考えている。
また弊社は、高電圧のLiBと同様に低電圧LiB(24V)においても小型電動船外機船に搭載した船舶のJCI検査の合格実績が有る。Trina(トリナ)社 (中国製)のLiB「TJFR-LBP-001-A」(2.6kWh) (写真5) は約18kgと軽量、直列接続で48Vモーターにも対応し、並列接続で容量アップも容易に出来、Trina社製の太陽光モジュールやポータブル蓄電池などとの増設可能。また、AP500家庭用LiB蓄電池(写真6)(キャスター付き可搬型蓄電池)も今回発売予定。
弊社は創業7年目を迎え、商品の拡充と合わせ、2023年5月1日仙台市と福岡市にオフィスを開設し、EV業務船、EV漁船、EVグラスボート、EVダイビングボート、EVレジャー船へと事業領域を拡大させる体制を構築してまいります。
■EV船販売株式会社について
EV船販売株式会社はゼロエミッション社会実現の為、産学官一体となって顧客の期待を超える価値の創造を図ることを企業理念として活動している企業です。
主たる活動内容はEV(電動推進)船の開発・販売と環境に関する小型船舶等の開発のみならずゼロエミッション社会実現を視野に自然エネルギーを活用した仕組みをマリーナ・漁港へ太陽光発電システム、蓄電システム、非接触型装置、そして自律航行船運航も一体として提案してまいります。
《会社概要》
社名:EV船販売株式会社(Electric boat sales.Co.,Ltd)
本社所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座7-15-3 第5安田ビル4F
創業:2017年5月1日
コーポレートサイト:https://eboat-sales.co.jp
新設:EV船販売株式会社仙台オフィス
所在地:〒980-0013 宮城県仙台市青葉区花京院2-1-61 オークツリー仙台1F
新設:EV船販売株式会社福岡オフィス
所在地:〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通5-14-12 南天神ビル3階
《本リリースについてのお問合せ先》
EV船販売株式会社 担当:今津
携帯電話:080-4591-3930
e-mail:info@eboat-sales.co.jp
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