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(2024/4/26)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:HPE
新しいWi-Fi 7対応のアクセスポイント(AP)は、包括的にAI-ReadyなエッジITソリューションとして、AIのトレーニングや推論に必要なデータ収集とルーティングのためのセキュアで高パフォーマンスなユーザーおよびIoT接続を提供
概 要
HPE Aruba Networkingは、Wi-Fi 7規格の要件を上回る機能を備えた新しいWi-Fi 7 APでイノベーションを継続
新しいWi-Fi 7 APは、他社製品よりも無線トラフィックの容量を最大30%向上
HPE Aruba NetworkingのWi-Fi 7対応AP は、ネットワークエッジに導入するカメラ、モーターセンサー、エネルギーセンサー、モーション検知器などのIoTデバイスの増加に対応するセキュアな接続プラットフォームも提供
IoTソースデータを利用してAIモデルをトレーニングし、予知保全、デジタルツイン、パーソナライズされたユーザーエクスペリエンスなどのソリューションに活かすことが可能
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード合同会社 本社:東京都江東区、代表執行役員社長:望月 弘一)は本日、他社製品よりも無線トラフィックの容量を最大30%向上(*1)させたWi-Fi 7対応のAP(アクセスポイント)を発表します。この新しいAPはネットワークセキュリティを強化、ロケーションベースサービスを改善し、エンタープライズAI、モノのインターネット(IoT)、ロケーション、セキュリティアプリケーションへの接続性を実現します。
HPE Aruba Networkingは、Wi-Fi 7規格の要件を上回る機能を備えた新しいWi-Fi 7 APの発表により、エンタープライズワイヤレスのマーケットリーダーとして、そして18回にわたってGartner(R) Magic Quadrant(TM) for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure ( https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2024/03/hpe-aruba-networking-positioned-as-a-leader-for-the-18th-consecutive-time-in-2024-magic-quadrant-for-enterprise-wired-and-wireless-lan-infrastructure-report.html ) のリーダーの1社と評価された実績をベースに、イノベーションを継続しています。新しいWi-Fi 7 APの性能は、HPEが特許を有するウルトラトライバンドハードウェア技術によって実現しており、5GHz帯と6GHz帯をフルに活用し、帯域間の干渉を自動的かつ継続的に排除します。
HPE Aruba NetworkingのCTOであるスチュアート・ストリックランド(Stuart Strickland)は次のように述べています。
「20年以上にわたるWi-Fiイノベーションのリーダーシップにより、HPE Aruba Networkingは、信頼性と安全性に優れた高性能な接続を提供し、没入感のあるファン体験の実現や自動化された製造プロセスなど、お客様がさまざまなビジネス目標を達成するにあたって必要とされる技術を提供するための取り組みを続けています。HPEのWi-Fi 7 APは、パフォーマンスと効率の改善は当然の取り組みとして、さらなる極みであるインテリジェントIoTハブとしての確立に取り組んでおり、ネットワークセキュリティの担保、ワークロードの分散、環境の特徴づけ、ビジネスおよび運用解析の基盤を提供します」
HPE Aruba Networking Central ( https://www.arubanetworks.com/ja/products/network-management-operations/central/next-generation/ ) によって管理される新しいHPE Aruba Networking APは、ZigbeeやBluetoothなどの幅広い IoT プロトコルに対応する内蔵ハードウェアや USBデュアルインターフェースを提供することで、IoTネットワークオーバーレイを導入する必要性を排除します。また、ネットワークエッジに導入するカメラ、モーターセンサー、エネルギーセンサー、モーション検知器などのIoTデバイスの増加に対応するセキュアな接続プラットフォームを提供します。
AIのトレーニングや推論に必要とされるデータの供給源である IoT デバイスからのデータを効率的に取得、保護、転送、活用し、リアルタイムにビジネスインサイトを獲得し、AIデータレイクを構築するにあたって、350を超えるHPEのテクノロジー・パートナー ( https://www.arubanetworks.com/ja/partners/technology-partners/ ) とのエコシステムを活用できます。これらのデータはAIモデルのトレーニングに活用し、予知保全、デジタルツイン、パーソナライズされたユーザーエクスペリエンスなどのソリューションに実用化することができます。
650 Groupの主席アナリストである、クリス・デピュー(Chris DePuy)氏は次のように述べています。
「最適化された接続性は、今やミッションクリティカルであり、お客様はネットワークの将来性を確保し、望ましいビジネス成果の達成を考慮しながら、無線インフラへの賢い投資を行いたいと常に考えています。IoTデバイスが激増し、ユビキタスセキュリティに対する要求、レガシーデバイスに対応するための下位互換性の必要性が高まっていますが、Wi-Fi 7は、企業がネットワークのアップグレードを決定する際に求めている処理能力、柔軟性、速度、信頼性、および容量を提供します」
HPE Aruba Networking 730 シリーズアクセスポイントは、お客様によるワイヤレスへの投資の価値最大化を以下により実現します:
要件の厳しいユースケースに対応するWi-Fiパフォーマンス:UTBフィルタリングにより、5GHz帯と6GHz帯の隣接チャネルでの干渉を回避するため、性能と容量が最大化され、両方の帯域を同時に使用できる柔軟性が得られます。
強化されたワイヤレスセキュリティ:ポリシーベースのアクセス制御とレイヤー7アプリケーションファイアウォールは、Security-Firstのワイヤレス機能の基盤上に構築されており、HPE Aruba Networking Central Client InsightsがIoTの可視性の向上、自動化されたDynamic SegmentationがユーザーとIoT端末の役割ベースのアクセスを担います。さらに、新しいリンクレベル暗号化(MACsec (*2))機能により、有線データ保護をAPまで拡張できるほか、パーソナルワイヤレスネットワークモードにより、大学キャンパスのようなグループ環境でユーザーデバイスのセキュアなセルフサービスオンボーディングが可能です。
IoTオーバーレイネットワークの排除:HPE Aruba Networking CentralのIoT Operationsダッシュボードは、デバイスのオンボーディングを合理化し、オーバーヘッドの大きいベンダー固有のIoTオーバーレイネットワークを排除することで、APがIoTデバイスのコネクタおよびローカル処理要素として機能し、サードパーティのIoTサービスと直接通信できるようにします。
サポートするIoTプロトコル拡大:デュアルの専用BluetoothおよびZigbee周波数により、高密度IoT環境をサポートし、デュアルUSBポートにより、独自プロトコルを使用する幅広いIoTデバイスに堅牢な接続性を提供します。APに内蔵された非固定外部アンテナは、無線周波数(RF)が厳しい環境向けに設計されています。
データ処理ソリューションとしてのAP:HPE Aruba Networking 730 シリーズアクセスポイントは、従来のHPEモデルと比較して2倍のSDRAMとフラッシュメモリを搭載しているため、アプリケーション固有のコンテナをAP自体で実行することができ、その結果、データ伝送が合理化され、データのローカル処理が可能になるため、温度や動きなどのリアルタイムの状況により迅速に対応できます。
高精度のロケーションサービス:HPE Aruba Networking 730 シリーズアクセスポイントは、新しいWi-Fi Location規格を初めて採用することで、Location-Awareサービスが改善、1メートル以内の精度を実現し、リアルタイム、没入型、産業用ユースケース対応を強化しました。また、IEEE 802.11az規格サポートにより自己位置情報検出を実現しました。さらに、全地球測位衛星システム(GNSS)レシーバーおよびフロアレベルマッピング用の気圧センサーを搭載しました。Bluetooth Low Energy(BLE) 5.4に対応するため、双方向のIoT位置データを取得して、ユーザーエンゲージメントを高め、貴重な資産を追跡して損失を低減することができます。
サステナビリティとエネルギー節約:AIを活用したダイナミックパワーセーブモードにより、企業のエネルギーフットプリントとコストを削減に寄与します。
HPE Aruba Networking 730 シリーズアクセスポイントは、2024年7月に全世界で発売される予定で、日本では、電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明する「技適マーク」取得後、出荷を開始します。ライフタイム限定保証付きです。
HPE Aruba Networking 730 シリーズアクセスポイントの管理は、サブスクリプションで提供するHPE Aruba Networking Central経由で行います。
HPE Aruba Networking CentralはスタンドアロンまたはHPE GreenLake(NaaS)サブスクリプション ( https://www.arubanetworks.com/ja/solutions/naas/ ) で利用でき、HPE GreenLake Edge-to-Cloudプラットフォーム ( https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html ) を通じて導入することができます。
注記
*1 6 GHz帯の容量が最大30%向上
*2 MACsecのサポートは2024年10月を予定
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルEdge-to-Cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas a Serviceで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。
HPE Aruba NetworkingのGartner Magic Quadrant for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure評価について
Gartner, Magic Quadrant for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure, Tim Zimmerman, Mike Leibovitz, Nauman Raja, 2024年3月6日. 2024 Magic Quadrant for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure」レポートにおいて、HPE Aruba Networkingは、HPE (Aruba)名で評価されました。
HPE Aruba Networkingの18回の位置づけには、2015~2024年(9年間、2023年はレポート未発表)のMagic Quadrant for Wired & Wireless LAN Infrastructure、2012~2014年(3年間)の同Magic Quadrant、2006~2011年(5年間、2009年はレポート未発表)のMagic Quadrant for Wireless LAN Infrastructureが含まれます。また、HPE Aruba Networkingは、Magic Quadrant for Wireless LAN Infrastructure, 2005 : Leaders and ChallengersにもLeaders Quadrantに掲載されています。
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