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ゲットワークス、菱洋エレクトロと提携しSupermicro製の液冷クーリングタワーを日本初導入し、コンテナ型データセンターへ液冷サーバーシステムの導入を決定

(2024/10/17)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社ゲットワークス

ゲットワークス、菱洋エレクトロと提携しSupermicro製の液冷クーリングタワーを日本初導入し、コンテナ型データセンターへ液冷サーバーシステムの導入を決定

導入ハードルの高い液冷対応が必須となるGPUサーバーに対応することにより、AIインフラ構築に悩む企業へエネルギー効率に優れたコンテナ型データセンターを迅速に提供できる環境を整備




 コンテナ型データセンター事業を手掛ける株式会社ゲットワークス(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:中澤 秀則、以下「ゲットワークス」)は、エレクトロニクス商社の菱洋エレクトロ(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:中村 守孝、以下「菱洋エレクトロ」)と提携し、新潟県湯沢町にて株式会社GXテクノロジーと共同で運営するコンテナ型データセンター「湯沢GXデータセンター」へSupermicro製の液冷クーリングタワーを日本初導入いたします。
 ゲットワークスはこのほかSupermicro製の液冷GPUサーバーやCDU(Coolant Distribution Unit)を搭載したサーバラックを併せて菱洋エレクトロから調達しており、これらの液冷ソリューションと独自のノウハウを融合させることで、国内屈指のグリーンデータセンターの実現を目指します。



 生成AIの活用、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)の需要が拡大し、サーバーが必要とする消費電力、GPUおよび搭載チップの発熱量はその演算力とともに増加の一途を辿っております。
また、データセンターに求められる要件は肥大化し、既存の施設では供給電力、冷却能力が不足する事態も頻発しております。
 特にGPUサーバーの冷却に関しては、これまで主流であった空冷式では能力が追い付かず、また冷却ができたとしても電力効率が大幅に低下するため、今後さらにパフォーマンスの高いGPUサーバーがその数を増やしていく中において、データセンターが液冷式の冷却方式を取り入れることはマストとなると思われます。
 しかし、液冷式の冷却方式には潤沢な水資源の確保、無数の水道配管、チラー(冷却水循環装置)や大型CDU、ポンプ設備が必要とされ、その導入は決して容易なものではありません。

 ゲットワークスでは2010年からコンテナ型データセンターの設計・開発を開始。2014年の1棟目完成から現在に至るまで200棟以上のコンテナ型データセンターを国内にて自社設計・構築・運用してきた実績を持ち、データセンターの立地、環境、サーバー用途にあった冷却ソリューションと最適な消費電力量や電力効率の研究・開発を続けてまいりました。
 液体冷却についても8年前からその有用性に着目し、雪冷熱や井水、用水、河川水を組み合わせた冷却機構について様々な実証実験を独自開発したコンテナ型CDUを用いて行い、数多くの検証データを収集してきております。
 検証の中で水資源の確保を進め、現在「湯沢GXデータセンター」では600L/min以上の自噴井戸4基を保有し、今後もその数を増やしていく方針です。

株式会社GXテクノロジーと共同運営している「湯沢GXデータセンター」(新潟県湯沢町)




湯沢GXデータセンターの潤沢な水資源



 今回菱洋エレクトロから調達し、他社に先駆け日本初設置となるSupermicro製の液冷クーリングタワーや、同Supermicro製の液冷サーバー、CDU搭載のサーバラックをこれまで培った独自のノウハウと融合させることで、コンテナ型データセンターの液冷体制を盤石なものとします。
 今後ゲットワークスと菱洋エレクトロとはGPUサーバーの設置・稼働を急ぐ企業や、AIインフラ構築に悩む企業へ対し、豊富なメニューを揃えてアプローチしてまいります。

Supermicro製液冷クーリングタワー(左)、CDU(中央)、液冷サーバー(右)


Supermicro製液冷クーリングタワーと各コンテナDCの接続イメージ

自社独自開発のCDUコンテナ

 また、ゲットワークスでは太陽光発電、バイオマス発電など再生可能エネルギーの活用にも取り組んでおり、今回の液冷に用いる水資源についても全量排水することなく、回収して再活用する仕組みを開発し、運用試験を進めております。
 液冷環境の導入による消費電力削減、Co2排出量の削減に加え、資源の再活用を推進して環境負荷を低減させることで、国内屈指のグリーンデータセンターを目指します。


【菱洋エレクトロ株式会社について】 https://www.ryoyo.co.jp/


半導体/デバイス事業と ICT/ソリューション事業を手掛けるエレクトロニクス商社として、両事業を展開する強みを活かして IoT・AI などを実現するビジネス分野に注力しています。
ICT/ソリューション事業では、既存 ICT 製品の販売に加え、コンサルティング、組み込み機器開発、設置、運用保守などのサービスを展開し、あらゆる産業分野における IT 環境の構築をまとめて支援することで、お客様のスムーズな課題解決に取り組んでまいります。



【株式会社ゲットワークスについて】 https://www.getworks.co.jp/
 当社コンテナ型データセンターは2013年に1台目を発表後、多種多様の実証実験を行いながら発展を続けてまいりました。単にコンテナでのデータセンターの構築だけではなく、省エネ・再生可能エネルギーの活用をテーマとして各自治体と協力の上、様々な再エネ(雪、水、外気)活用に取り組んでおります。
 設置場所の環境(気候、電力等)や、お客様のニーズに対応した様々なタイプの構築を続け、2024年4月時点において、253台(20ft:235台、40ft:18台)の構築実績がございます。大手企業様、電力系企業様、病院様など要件の厳しいお客様への納入実績もございます。設置場所の選定から、各種工事(土木、電力、通信)や申請業務まで対応可能です。各種補助金や助成金にも対応しており、近年活用されるお客様が増えてきております。
 またAIや高速演算のニーズ増によりサーバ3,000台以上、GPU1万枚以上の設置・運用実績がございます。完全自社設計・国内生産により短納期・コストダウンを実現しており、お申し込みから最短10日で納品・稼働が可能です。


会社名:株式会社ゲットワークス
設 立:2002年8月
資本金:6,010万円
本 社:埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2-8F
代表者:代表取締役 中澤 秀則



【株式会社GXテクノロジーについて】 https://www.gxtec.co.jp/
 当社は再生可能エネルギー100%のデータセンター運営を目指した取り組みを行っております。バイオマス発電、太陽光発電をはじめ、外気冷却、水冷却など多種のエネルギーを活用しております。


会社名:株式会社GXテクノロジー
設 立:2023年9月
資本金:1,000万円
本 社:新潟県南魚沼郡湯沢町土樽233-1
代表者:代表取締役 瀧澤 泰三



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