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8年連続受賞!「2017年度グッドデザイン賞」4プロジェクトで受賞

(2017/10/4)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:株式会社リビタ

8年連続受賞!「2017年度グッドデザイン賞」4プロジェクトで受賞

「THE SHARE HOTELS HATCHi 金沢」、HOWS Renovation「しらとり台の家」「武蔵小金井の家」、一棟丸ごとリノベーション分譲マンション [ウッドヴィル麻布]


 株式会社リビタ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:都村智史)は、シェア型複合ホテル「THE SHARE HOTELS HATCHi 金沢」、戸建てリノべーション事業 HOWS Renovation「しらとり台の家」、「武蔵小金井の家」、一棟丸ごとリノベーション分譲マンション「ウッドヴィル麻布」の4つのプロジェクトにおいて「2017年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。本受賞をもって、8年連続のグッドデザイン賞受賞となりました。今後も、くらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへ導く「よいデザイン」を目指して、リノベーション事業に取り組んでまいります。


(左上)シェア型複合ホテル「THE SHARE HOTELS HATCHi 金沢」、(右上)HOWS Renovation 「しらとり台の家」、 (左下)「武蔵小金井の家」、(右下)一棟丸ごとリノベーション分譲マンション「ウッドヴィル麻布」

【地域・コミュニティづくり/社会貢献活動カテゴリー】
シェア型複合ホテル「THE SHARE HOTELS HATCHi 金沢」



石川県金沢市、ひがし茶屋街近くに建つ築49年のテナントビルをコンバージョン。ドミトリーを含む多様なスタイルの客室と街に開かれたシェアスペースからなる「シェア型複合ホテル」へ再生した。館内に配されたシェアキッチンやポップアップスペース、屋台カート等のシェアスペースをはじめとするホテルの空間や機能を、北陸各地の地域プレイヤーと自治体にシェアすることで、地域を紹介するイベントや展示、ツアー等を多数開催している。ここを訪れる観光客に対して北陸の魅力をクリエイティブに伝え、各地へ送客する広域連携拠点として、地域活性に寄与することを目指している。

〈グッドデザイン賞審査委員による評価コメント〉

築年数の経ったビルのコンバージョンやシェアスペースは現在多くの施設で行われているが、このホテルではさらに地域のクリエイターや工芸職人など様々なプレイヤーを巻き込んで、地域での雇用を生み出すととともに多角的に北陸の魅力を発信している。今後の活動に期待すると同時に、地域プレイヤーとの関わりを高く評価した。

〈デザイナーからのコメント〉

「人」のつながりこそが最大の価値を生むと考え、地域プレイヤーとともにイベントや展示、ツアー等のコンテンツに取り組んでおり、開業からこれまで1年間で80超のコンテンツを実施してきた。 北陸各地の地域プレイヤーと観光客をつなぐことは、その土地への興味をひくだけではなく、観光客とその土地との関係性を深いものとし、再訪する契機になる。さらには移住や定住などのアクションに繋がる可能性も秘めている。また一方で、地域プレイヤーと地域住民をつなぐことは、地域の再発見とシビックプライドの醸成に繋がり、またプレイヤーの活動を支援・応援する動機となる。こうした考えに基づき、今後も北陸各地の地域プレイヤーを主役として、地域内外の人とつなげ、巻き込みながら、北陸全体の活性化に寄与していく。

〈事業関係者〉

プロデューサー :株式会社リビタ 北島優
ディレクター  :株式会社リビタ 北島優
デザイナー :株式会社リビタ 小野司+株式会社プランニングファクトリー蔵 松田正明、Omomma 大原大次郎+有限会社E. N.N. 小津誠一、吉川正美+株式会社ポイント 長岡勉

■WEB サイト :https://www.thesharehotels.com/hatchi/


【商品住宅/工業化住宅カテゴリー】
HOWS Renovation 「しらとり台の家」



本件は、昭和40年代に開発された住宅地に建つ築28年の木造一戸建てを、リノベーションし販売したプロジェクトである。既存建物はハウスメーカーによる在来工法の和風注文住宅であった。リノベーションにおいては既存建物をできる限り活かし、レイアウト変更は1階のみに留めている。プランニングにおいては、住まい手を限定せず、自由な暮らしを叶えることを目指した。さらに、土間・縁側など、日本古来の民家にあった要素と現代のライフスタイルを繋げることで「新たな和」の建築を表現した。

〈グッドデザイン賞審査委員による評価コメント〉

築28年にもなる木造住宅をリノベーションして、新しい和の空間を創出した住宅。土間や縁側など、日本古来からある生活の場を現代的な形で再構築した点は秀逸で、多様な使い方を喚起する空間となっている。さらに回遊性のある平面計画とも相まって、生活の可能性は大いに広がりそうである。一つ一つの既存の住宅の文脈を丁寧に読み取って計画に結びつける誠実な姿勢にも敬意を表したい。

〈デザイナーからのコメント〉

時代を遡り古い民家を見てみると、そこには広い土間があり、夏は涼しく機能的にも理にかなった空間があります。ただそのままでは現代の生活スタイルに対して無理があります。そこで新しい土間のあり方を提案しました。今までの土間の感覚ではありません。靴も脱ぎますし、土間にも直接座れます。ここで生活を始めると、いろいろな居場所も見つけることでしょう。新しい和風建築を現代の感覚で、楽しんでもらえたらと思います。

〈事業関係者〉

プロデューサー:株式会社リビタ 田中亜沙美
ディレクター :株式会社リビタ 宇都宮惇
デザイナー :納谷建築設計事務所 納谷学、納谷新

■WEB サイト :http://hows-renovation.com/forsale/shiratoridai/


HOWS Renovation 「武蔵小金井の家」


東京都小金井市の野川にほど近い住宅地に立地する築36年の戸建住宅を、リノベーションし販売。敷地内には2m未満のRC擁壁があるが構造計算書はなく、基礎のコンクリートには鉄筋がないなど安全性の担保が課題であった。また建ぺい率と容積率にゆとりがあったため増築を試みた。 間口の広い南側にインナーテラスを設け、縁側のような陽だまり空間をつくることで快適性を向上すると同時に、増築後に検査済証を取得し擁壁部分も含めた遵法性を確保した。室内は間仕切りを最小限に抑え、既存の柱と梁を手がかりに、柱と鴨居と敷居を加えることで、住まい手が建具の追加や設置箇所の変更で自由に間取りを変えられる住まいをつくった。

〈グッドデザイン賞審査委員による評価コメント〉

日本の街のどんなところにもありそうな、ありふれた木造住宅をリノベーションして、見事に新しい住まいとして蘇らせている。新しく加えられた柱や鴨居は、住まい方に応じた間仕切りの可能性を広げるだけでなく、空間を曖昧に仕切るインテリアの要素としても魅力的である。また構造的な補強も十分に行うことで、社会資産としての価値も高めている。このような試みは、現代社会において問題になっている空き家問題にも前向きな選択肢を提示してくれている。

〈デザイナーからのコメント〉

木造軸組工法は、1間(=1820mm程)を基本単位としてつくられているが、柱の間の寸法もこのモジュールに則った寸法となっている。これに合わせた柱間を仕切る様々な建具を用意し、住み手自身で入れ替えられるようにすることで、ライフスタイルや家族構成の変化に応じた住み方をしてもらいたいと考えた。また、増え続ける木造空き家の改修における、プロトタイプとしても提案している。

〈事業関係者〉

プロデューサー:株式会社リビタ 田中亜沙美
ディレクター :株式会社リビタ 野本有紀子
デザイナー :キャンプデザイン株式会社 藤田雄介

■WEB サイト :http://hows-renovation.com/forsale/koganei/


【その他住宅・住空間カテゴリー】
一棟丸ごとリノベーション分譲マンション「ウッドヴィル麻布」
(NTT都市開発株式会社との共同受賞)




港区西麻布に所在する、ヴィンテージマンションをリノベーションし、分譲マンションへ再生した。平均住戸面積200平米を超える広さ、都心ながら緑に囲まれたゆとりのある敷地構成、日本の趣が感じられるデザインなど、昨今の新築建物には無い魅力で国内外の富裕層から高い評価を得ていたが、老朽化したスラブ下配管など維持管理上の大きな問題を抱えていた。「新築に匹敵する性能の付加」「既存建物の優れた点の継承」によるリノベーションを行うことで、今後の集合住宅の改修手法の先駆的な事例となることを目指した。

〈グッドデザイン賞審査委員による評価コメント〉

丁寧にインフラや既存駆体を見直し、使えるところには活用しつつ、現在のライフスタイルに合わせたデザインを取り込んでいることが評価された。ランドスケープにおけるアプローチ空間が導入となり、内部に入ると刷新されたインテリアに職人の手仕事など細部にわたって丁寧なデザインを行っているリノベーションの好例。排水や断熱性など当たり前のことを丁寧に行い、長期的視点且つ長期的な修繕計画を立てている点も評価できる。

〈デザイナーからのコメント〉

港区西麻布に所在する、ヴィンテージマンションと言われた昭和63年築の外国人向け高級賃貸マンションをリノベーションし、分譲マンションへ再生した。 平均住戸面積200平米を超える広さ、都心ながら緑に囲まれたゆとりのある敷地構成、日本の趣が感じられるデザインなど、昨今の新築建物には無い魅力で国内外の富裕層から高い評価を得ていたが、老朽化したスラブ下配管など維持管理上の大きな問題を抱えていた。 「新築に匹敵する性能の付加」「既存建物の優れた点の継承」によるリノベーションを行うことで、既存住宅のストック活用が求められる日本において、今後の集合住宅の改修手法の先駆的な事例となることを目指した。

〈事業関係者〉

プロデューサー:NTT都市開発株式会社 常務取締役 住宅事業本部長 北村明義、株式会社リビタ 代表取締役 都村 智史
ディレクター :NTT都市開発株式会社 住宅事業本部 分譲事業部 西部周志、永山正樹、吉川圭司、戸張遥
株式会社リビタ 一棟事業本部 三浦隆博、長瀬徳之、横手貴彦、相澤佳代子、藤岡寛基、田村有理江、木村文
デザイナー   :株式会社南條設計室+横堀建築設計事務所+株式会社桝井淳介デザインスタジオ、株式会社 ライティング プランナーズ アソシエーツ

■WEB サイト :http://wellith.jp/woodville/japanese/index.html


株式会社リビタについて

「くらし、生活をリノベーションする」をコンセプトに、既存建物の改修・再生を手がける会社として設立。「次の不動産の常識をつくり続ける」を経営ビジョンに掲げ、一棟、一戸単位のマンションや戸建てのリノベーション分譲事業やリノベーションコンサルティング事業、シェア型賃貸住宅や商業施設、公共施設の企画・運営、PM・サブリース事業、ホテル事業を手がけています。
現在、一棟まるごとリノベーション分譲事業の企画・供給実績は43棟1,359戸、また運営するシェア型賃貸住宅「シェアプレイス」シリーズは、都内近郊に17棟1,134室(2017年3月時点)。リノベーション分譲事業では、100平米超の面積を有し、立地と資産価値にこだわったマンションを紹介する「R100 TOKYO」や、戸建てリノベーション「HOWS Renovation」も展開。その他、印刷工場をオフィス商業複合施設にコンバージョンした港区海岸「TABLOID」や東京内神田のシェア型複合施設「the C」、大人の部活がうまれる街のシェアスペース「BUKATSUDO」、次世代型公共施設を目指した日野市多摩平の森産業連携センター「PlanT」など、『暮らす』にとどまらず『働く』『遊ぶ』『学ぶ』などに領域を広げたプロジェクトの企画・プロデュース・運営も多く手がけています。2016年3月にはホテル事業を開始、全国で「THE SHARE HOTELS」を展開。第一号店「HATCHi 金沢」に続き、2017年に「LYURO 東京清澄」、「HakoBA 函館」「KUMU 金沢」を開業。

名称:株式会社リビタ   設立:2005年(2012年より京王グループ) 代表取締役社長:都村 智史
住所:東京都目黒区三田1‐12‐23MTビル URL:https://www.rebita.co.jp/

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