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(2019/2/6)
カテゴリ:経営情報
リリース発行企業:株式会社Photo electron Soul
~ 量産体制の整備および新規加工技術の開発を目指す ~
2019年1月31日、名古屋大学発ベンチャー企業である、株式会社Photo electron Soul(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:鈴木孝征、以下Photo electron Soul)は、切削工具メーカーのオーエスジー株式会社(以下OSG)等から4.7億円の第三者割当増資を実施しました。調達資金は、主に半導体検査装置向け製品の製造/量産体制の整備に充てることを計画しています。
Photo electron Soulの電子ビーム技術は、半導体検査用途以外にも、幅広い産業分野に応用できる基盤技術です。Photo electron Soul とOSGは協業の覚書を締結済であり、中長期的な視点で新規加工技術の創出~製品開発を目指します。
■資金調達の目的と今後の展望
半導体製造の現場では、デバイスの微細化や多層化の進展によって、既存技術による検査方法では多くの時間を要することが深刻な問題となっています。名古屋大学発ベンチャー企業であるPhoto electron Soulは、独自の革新的な電子ビーム技術によって、この課題解決をすべく、半導体検査装置に組み込む「電子ビーム生成システム」を開発しています。この度、本格的な製造/量産体制を整備することを目的に、4.7億円の第三者割当増資を実施しました。
電子ビーム技術は幅広い産業分野で利用されている基盤技術です。Photo electron Soulの電子ビーム技術は、従来技術では実現不可能な高い基本性能や制御性などの大きな優位性があり、世の中を刷新していく非常に高いポテンシャルを持っています。そのため、Photo electron Soulの技術は半導体検査だけではなく、多くの産業分野において利用されることが期待されています。
Photo electron Soulと切削工具メーカーのOSGは協業の覚書を締結済であり、中長期的な視点で、Photo electron Soulが有する独自の革新的な電子ビーム技術と、OSGが有する高度な微細加工/コーティング技術によって、共同で電子ビームを用いた新規加工技術の創出、製品開発、そして事業化を目指します。
■Photo electron Soulについて
Photo electron Soulは、名古屋大学で30年以上にわたり培われてきた技術を基盤とした、名古屋大学発ベンチャー企業であり、電子ビーム生成技術である「半導体フォトカソード技術」に大きな強みを持つ世界で唯一の企業です。Photo electron Soulは、アカデミアで長年培われた電子ビーム技術をコアに、複数の異なる技術分野を融合させた製品・サービスを創出することで、電子デバイス~モノづくり~ライフサイエンスなどの幅広い産業分野に大きな革新を起こしていきます。
【URL】http://photoelectronsoul.com/
■引受先
オーエスジー株式会社(代表取締役社長 石川 則男)
瀬田 大
タイガーアンドビヨンド株式会社(代表取締役 鈴木 隆啓)
ケイズキャピタル株式会社(代表取締役 鈴木 隆啓)
三菱UFJキャピタル株式会社(代表取締役社長 半田 宗樹)
Beyond Next Ventures株式会社(代表取締役 伊藤 毅)
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