記事検索結果

京大、米ノボセルと合意−iPS細胞の研究協力（2008/12/10）

ノボセルはヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から、膵臓形成に必要な胚体内胚葉や膵細胞へ分化誘導する技術を持つ。08年には、ヒトES細胞由来の膵前駆細胞から、ブドウ糖応答...

理研、ヒトES細胞から大脳皮質組織の培養に成功（2008/11/6）

ヒトES細胞に開発手法を用いたところ、高効率で大脳皮質前駆細胞の分化誘導に成功した。... 大脳皮質組織は、一定の神経網を形成し大脳に特有の同期した神経活動を自発的に行ったため、誘導した大脳皮質組織が...

経産省、「幹細胞」の産業利用へ研究開発支援（2008/9/3）

iPS細胞は高い増殖能力と、さまざまな細胞に分化する多能性を持つ。... iPS細胞の作製では新規誘導因子を探索することで、安全で効率的な手法の確立を目指す。... iPS細胞やES細胞を使って特定の...

既存のウイルスベクター(用語参照)を改良することで、今まで難しかった特定細胞への分化・誘導を自在に実現した。

慶大、神経幹細胞の分化能力を調節する因子を発見（2008/8/25）

慶応義塾大学の岡野栄之教授、島崎琢也講師らは、神経幹細胞が分化する能力を調節する因子を見いだした。マウスのES細胞(胚性幹細胞)を試験管内で分化誘導し、生体内における神経幹細胞の発現を...

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹グループディレクター、綿谷崇史リサーチアソシエイトらは、マウスとヒトの胚(はい)性幹(ES)細胞から体の恒常性をつか...

未分化のES細胞へある物質を加え、神経幹細胞に誘導。レチノイン酸などを添加し、運動ニューロン前駆細胞へ分化する。

千葉大チーム、心筋分化誘導因子を発見（2008/6/6）

心臓を動かす心筋細胞を胚性幹(ES)細胞から効率よく作らせる物質(心筋分化誘導因子)の発見に千葉大学のチームが成功し、5日英科学誌ネイチャーの電子版に掲載された。...

再生医療の実現化プロジェクト、九大など11機関を選定（2008/4/21）

《研究用幹細胞バンク整備領域》 ▽先端医療振興財団=研究用臍帯血幹細胞バンク整備《幹細胞操作技術開発領域》 ▽九州大学=ヒトiPSならびにES細胞を用いた安全...

東大の浅島教授、生物学・再生医療で独から受賞（2008/4/21）

浅島教授は発生・生物学で日本を代表する研究者で、特に分化誘導物質である「アクチビン」を世界で初めて同定したことは、今日の生物学や再生医療が発展する基盤の一つになったと高く評価されている。

Tリンパ球の人工的な分化誘導法の開発につながる成果で、免疫療法などへの応用が期待できる。... 今回、Runx(ランクス)という転写因子がヘルパーT細胞へ分化させる役割のTh−POK転...

理化学研究所は京都大学と共同で、胎児網膜や血清を使わず、ヒト胚性幹(ES)細胞から光を感知する視細胞を20―30%の高効率で分化誘導させる手法を開発した。... 胎児網膜細胞中...

人間の皮膚細胞からさまざまな細胞へと分化する人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究加速を目指した“オールジャパン”の支援体制が固まった。... 実際に人間へと応用するには、安全性や特定の...

文科省のライフサイエンス委、iPS細胞の作業部会を設置（2008/1/11）

08年度には約20億円が支援に投入されるが、部会では「細胞の分化誘導などだけでなく、次の挑戦的な新しい研究も支援を盛り込んで欲しい」「再生医療だけでなく、疾患モデルや創薬などの研究も重視すべきだ」など...