記事検索結果

点欠陥ほぼ消滅−京大がSiC半導体結晶を作製（2009/4/8）

京都大学大学院工学研究科の木本恒暢教授らは、炭素原子の抜け穴などの点欠陥をほぼ無くした炭化シリコン(SiC)半導体結晶を作製した。... 基板上に成長させたSiC結晶中では炭素原子の抜...

炭素原子からなる単結晶ダイヤモンドチップや炭素を含むPVDコートでは摩擦係数が大きくなると切り粉が溶着を起こし、加工効率が低下していた。新開発の処理剤は、炭素を一切使わないため焼き付きを起こさず、切削...

KRI、人体に蓄積する「PFOA」発生しない高機能撥水剤を開発（2008/12/17）

撥水撥油機能部に9個のフッ素原子に4個の炭素原子が結合したパーフルオロブチル基を採用した。... これまで撥水撥油剤は17個のフッ素原子に8個の炭素原子が結合したパーフルオロオクチル基を用いていた。

炭素材料「グラフェン」研究、世界で大ブーム（2008/12/1）

ここから作る炭素材料「グラフェン」の研究が今、世界で大ブームだ。... グラフェンは炭素原子が六角形のハチの巣状に並んだシート状の炭素結晶を持つ。炭素材料は炭素原子の形によりフラーレン(0次元...

東大・群馬大、白金なしのPEFC電極向け触媒材料を開発（2008/11/18）

新触媒材料は、炭素の原料となるポリマーに、鉄やコバルトを加えた球殻状(ナノシェル)の炭素物質で、発見者の尾崎教授が「カーボンナノシェル」と名付けた。微細な炭素原子の構造体が触媒作用を持...

ルーポ、洗浄受託事業に参入−中小の設備負担を軽減（2008/11/12）

ルーポは新事業を始めるに当たり、炭素原子の数が多い高級アルコールをベースにした酸性の水溶性溶剤の開発に成功。

東大、TEMで微細な穴を通る1分子の直接観察に成功（2008/9/15）

炭素原子が筒状に結びついたカーボンナノチューブに、同じ炭素原子で構成するサッカーボール状のフラーレンを閉じこめた。... 同グループは昨年、カーボンナノチューブの中にホウ素原子で標識をつけた有機分子を...

【立川】エリオニクス(東京都八王子市、本目精吾社長、042・626・0611)は、炭素原子が筒状につながったカーボンナノチューブなど先端材料の表面を、観察位置に合わせてナノレベル...

今回の装置では60個の炭素原子で構成されるフラーレンから、炭素原子が偶数個欠け、原子間の穴が大きい「ブロークンフラーレン」を生成・抽出でき、重金属を高確率で内包可能と見ている。【用語】フラー...

東北大、シリコン基板にグラフェン薄膜を作製−超LSI適用に道（2008/6/25）

これにより、炭素原子がハチの巣のような網の目状に並んだ2次元シートのグラフェン材料を、超LSIに適用する道を開いた。

英マンチェスター大、グラフェン用いた高感度センサー開発へ（2008/5/29）

グラフェンは六角形に並んだ純度の高い炭素原子を2次元的に敷きつめた構造の物質。... グラフェンを用いたセンサーは、極微量のアルコール蒸気や強い毒性ガス、一酸化炭素などを高感度で検知することが確認され...

このほど炭素原子を化合物にしたフラーレンの開発に挑戦した。

東大、単層CNTを1本ずつ分離するための新界面活性剤を合成（2008/3/4）

この界面活性剤は主に炭素原子で構成されるトリフェニレンという分子を骨格にし、骨格から3方向に炭素の直鎖が伸びた構造をしている。... 単層CNTの表面の炭素原子6個で構成される6角形の部分に重なるよう...

富士通研究所、新ナノ炭素材料を発見（2008/3/3）

富士通研究所(川崎市中原区、村野和雄社長、044・754・2613)は、ナノメートル構造(ナノは10億分の1)の微細な炭素結晶であるカーボンナノチューブ(CNT...

東大、「フラーレンC60」を一層ずつ積層することに成功（2008/1/16）

東京大学の鯉沼秀臣客員教授、伊高健治博士研究員らは炭素原子60個からなるサッカーボール型の分子「フラーレンC60」を一層ずつ積層することに成功した。