佐藤勉総務相は8日の閣議後の会見で、日本郵政グループの郵便事業会社が今年10月1日に予定している日本通運との宅配便事業統合申請を認可しない方針を改めて示した。両社はすでに出向の形で人員の配置を終えてい...

4年前の前回選挙は「郵政民営化は構造改革の本丸」と絶叫する小泉純一郎元首相が圧倒的な国民の支持を受けた。... 前回、郵政選挙で大勝、郵政民営化関連法を成立させた自民党は日本郵政公社を07年10月に民...

郵政民営化というのは旗(記号)でしかなかった。

河村建夫官房長官は30日の会見で、前回2005年の総選挙で自民党が政権公約(マニフェスト)の柱に据えた「小泉構造改革」の取り組みについて「郵政民営化をはじめとしてやるべきことはやってき...

旧郵政出身の次官は2001年に旧自治、旧郵政、旧総務の3省庁が統合して総務省が発足して以降2人目。... 11年7月に迫った地上デジタル放送への完全移行対策をはじめ、通信・放送の融合法制、郵政民営化、...

かつては郵政民営化など「官から民へ」の旗振り役となり、「改革のエンジン」と呼ばれた諮問会議に往年の存在感がなくなったとの指摘に対しては、「経済と財政を整合的に議論する場として役割を果たしている」と強調...

佐藤総務相は西川社長に「業務改善計画を実行し、民営化の推進に務めていただきたい」とクギを刺した。会談後、西川社長は記者団に対し「非常に重く受けとめている」とした上で、「(株式上場も)民...

今年は選挙の夏だ▼「郵政選挙」と呼ばれた前回2005年の衆院選も暑い夏の戦いだった。... 争点を「郵政民営化」一本に絞った当時の小泉純一郎首相の戦略が当たり、自民党が圧勝した。

鳩山邦夫前総務相から「西川おろし」のバトンを受け取った佐藤総務相は郵政民営化に反対したいわゆる郵政族議員ではないが、安倍、福田両内閣で総務副相を歴任。... 総務相に報酬の一部自主返納を報告した西川社...

また政府は骨太方針06が定めた11年度のプライマリーバランス黒字化という目標も断念し、債務残高の対名目GDP比を安定化させる目標に切り替えた。これにより黒字化は、たとえ消費税を引き上げたとしても10年...

河村建夫官房長官は18日午前の会見で、麻生太郎首相が17日の党首討論で述べた西川善文日本郵政社長の進退問題をめぐる発言について、「首相は続投を容認しているという表現はしていないと思う」と述べ、あくまで...

「より良い民営化に取り組むので、一致協力をお願いしたい」。... 来賓としてあいさつした全特の柘植芳文会長は「お互いに力を合わせていこう」とエールを送ったが、かつて郵政民営化反対で共闘した面影はない。...

日本郵政の西川善文社長は15日開かれた政府の郵政民営化委員会(田中直毅委員長)で、「かんぽの宿」売却問題について「(鳩山邦夫前総務相に)厳しく指摘され、透明性の重要さを...

国民の側に立って認可権限を使いたい」と繰り返し、「私は民営化賛成論者。民営化前後に非常に汚れた部分があったから、それをきれいにしている」と西川善文日本郵政社長に辞任を迫った。... 金融2社の上場凍結...

小泉内閣時代、三顧の礼を持って初代日本郵政社長に迎えられた西川氏は「民営化という国家的プロジェクトを任された。... 中川秀直元幹事長は、「麻生太郎首相は(郵政民営化を決めた)小泉内閣...

西川社長は5月22日の決算発表の席でも「民営化という国家的プロジェクトを任されて社長に就任した。... 「私は民営化賛成論者」と言う鳩山氏が西川氏更迭の姿勢を崩さないのは、「民営化前後に非常に汚れた部...

全特は今年行われる総選挙を「郵政民営化見直しに向けた決戦」と位置づけており、今年の総会は小泉政権下で行われた05年9月の総選挙「郵政選挙」のリターンマッチ総決起集会となる。... 民政化の進捗状況を監...

また総務省は現在、鳩山邦夫総務相のもとで「かんぽの宿」譲渡問題や郵政民営化の見直しに精力的に取り組んでいる。そのため、電気通信事業部長や郵政行政局長、情報通信政策局長を歴任した鈴木氏の昇格は順当との見...

そのうえ、メリルリンチ日本証券が昨年6月にオリックス不動産など入札参加者に示した収支見通しでは、スケールメリットを生かした運営の効率化などで、譲渡初年度の09年度から10億円程度の黒字化が可能―との試...

鳩山総務相が疑問視したのは、オリックスグループの宮内義彦会長が小泉政権下で郵政民営化を推進したこと。... 鳩山総務相は3月30日夜まで、日本郵政の09年度事業計画を「認可しない」としていたが、翌31...