SDGsが目指す近未来世界は国際社会が描いた理想像であるが、COVID―19の影響もあって2030年までの達成は容易ではない。

多数国間協調の下での国際競争 この1月、バイデン氏が米国次期大統領に就任する。外交政策は、多数国間協調に消極的な立場をとってきたこれまでのトランプ政権から180度転換すると見られてい...

心もお腹も満たされますように 新型コロナ感染症(COVID−19)で明け暮れた2020年を乗り越え、皆さんはどんな初夢をみただろうか。 暮れからのご...

コロナが社会の歪みを可視化 今年は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)一色の1年だった。先進国・途上国の区別なく、世界中が同時進行的に共通の危機に立ち向かい、...

コロナ第3波拡大、途上国支援急ぐ 年末、COVID―19の第3波が拡大している。国連工業開発機関(UNIDO)としても、新型コロナウイルス等の感染症対策に、開発途上国...

私たちが希求する未来 暮れになるとどんな未来がやってくるのか、どうしても気になる。私たちはどんな未来を期待するのだろうか。二つの極端な未来を想像してみよう。

エネルギーの脱炭素化と企業の競争力 10月26日、菅首相が、「2050年カーボンニュートラル」「脱炭素社会」の実現を目指すとの表明以来、国の政策が大きく動きだす予感だ。次のエネルギー...

−行動なきビジョンは白昼夢だが、ビジョンなき行動は悪夢だ− ぼんやりとは予想されていた事態だが、冬の訪れに合わせて新型コロナウイルス感染症(COVID−19)が全国的...

SDGsとデザインの力 嬉しいニュースがあった。7月に持続可能な開発目標(SDGs)推進について若手起業家とパネル・ディスカッションを行った際に、水循環を用いた次世代...

アフリカ工業化の日 読者の皆さんは、11月20日が何の日かご存じだろうか? 毎年この日は「アフリカ工業化の日(AfricaIndustrializationD...

アウトブレイク・リスク・マネジメント 新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の収束が見通せない。世界全体では感染者の累計が5000万人にも及び、死者は120万人...

2050年温室効果ガス排出ネットゼロ 10月26日、菅首相が、所信表明演説で、「2050年に、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素...

強靱性の構築 10月13日国際防災の日に合わせて水鳥真美・国連事務総長特別代表がヘッドを務める国連防災機関(UNDRR)は「災害の人的損失」と題する報告書を公表した。...

国連75周年も多国間主義にほころび 国連は20世紀前半に二度にわたる世界大戦を引き起こしてしまったことへの猛省の中から、1945年10月24日に国連憲章が発効し、産声を上げた。10月...

農業の未来、問われる英知 FAO(国際連合食糧農業機関)が2017年に発表した『食料と農業の未来 〜トレンドと挑戦〜』の冒頭では「今日の農業と食料システムは、...

フラーの「宇宙船地球号操縦マニュアル」(1963年)は有限の化石資源浪費の愚を説き、ボールディングの「来るべき宇宙船地球号の未来」(1966年)は、常に新しいフロンティ...

ESG投資がSDGs達成に貢献する企業を後押しする 日本でも、金融機関・投資家が、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス&#...

コオロギは雑食で、食べたエサによって体内の栄養価を変えることができる。... 『2030年のフード&アグリテック ―農と食の未来を変える世界の先進ビジネス70―』(同文舘出版&...

恐怖からの自由 SDGsが掲げられている持続可能な開発のための2030アジェンダには、気候変動と並んで「地球規模の健康の脅威」が、2015年当時の「世界が直面する課題」として書き込ま...

新型コロナ危機が世界の観光業を直撃 国境をまたぐ世界の国際観光業に関して、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が厳しい現状分析と政策提言を8月25日に発表した。観光業は新型コロナウイ...