東京電力が4日発表した2012年4―12月期連結決算は、電気料金引き上げや販売電力量の増加などによる増収効果で、経常赤字額を前年同期の2205億円から1950億円に圧縮した。停止した原子力発電所の代替...

経常赤字額は関電を上回り、9社で最悪となった。 ... 中国電力は08年に次ぐ、過去2番目の経常赤字額となった。 ... 東日本大震災からの復興が進む東北電力は赤字...

一方、日本は「3・11」後、火力発電用LNGの輸入急増で巨額の貿易赤字に陥っている。12年の貿易赤字額は過去最大の6兆9273億円に達し、13年も同規模の赤字が続く見通しだ。

赤字額は11年の約2・7倍で、現行の統計を開始した79年以降で最大になった。... 一方、輸入は液化天然ガスが同25・4%増となり、輸入額全体を押し上げた。 ... しかし、...

赤字額も12年1月に次ぐ過去2番目の大きさだった。 ... 原発停止に伴う火力発電用燃料の需要増や、ドルに対する円高の修正により輸入額が膨らんだ。 輸出額から輸入額...

後遺障害が残る交通事故の増加などで保険金の支払額が増えているためだ。11年度の平均11・7%の値上げ後も累積の赤字額は増え続け、12年度末で5128億円に膨らむ見通しとなっている。

11月として過去最大の赤字となった貿易収支。1―11月の累積赤字額は6兆円を突破するなど、“貿易立国・日本”の姿はかすんでいる。... この基調が続けば、日本は貿易赤字からの脱却は極めて難しい。

国内需要低迷や円高、市況悪化を受け、三井化学のウレタン事業は10年度に営業損益が90億円の赤字となり、11年度には赤字額が146億円に膨らんだ。

昭和シェル石油も4―6月期の不振を引きずり、赤字に転落。... 赤字が膨らむ一方だった太陽電池事業も最悪期を脱したもようだ。... 当期損益は過去2番目の赤字額となる見通しだ。

設備診断を徹底し、修繕の必要性や優先順位を見直すことや諸経費の節減など「これまでとは段違いの経営効率化を進める」(広瀬直己社長)ことで、赤字額の縮小を図る。(環境・建設・エネル...

他方で中部電力や東北電力は赤字額が縮小。... 九電も経常赤字額は前年同期の190億円からケタ違いに膨らんだ。... 東日本大震災の痛手が残る東北電は依然、赤字額は巨額だが、その額は半分以下まで減った...

北海道電力は2012年4―9月期連結業績見通しについて、当期損益が470億円の赤字(前年同期は50億円の黒字)になる見込みだと発表した。4―9月期の赤字転落は4年ぶりで赤字額は過去最大...

赤字幅は前年同期の約2倍。... これにより、4―6月期として過去最大の営業、経常赤字となった。 ... また、経常損益で700億円、当期損益で600億円それぞれ赤字額を積み増した。

前年同期に原発が稼働していた関西電力や中部電力、九州電力など6社は4―6月期として最大の赤字額(初の赤字転落を含む)となった。他方、前年も原発が止まっていた北陸電力は増益、東日本大震災...

原発停止に伴い火力発電燃料となる液化天然ガス(LNG)の輸入が増加し、貿易収支の赤字額が拡大したことが響いた。... 主な内訳では貿易収支の赤字額が8482億円に拡大。... 旅行や物...

しかし2万4500の郵便局を抱える郵便局会社は法律で現在の店舗数の維持が求められ、過疎地や山間へき地の郵便局はすべて赤字。 ... 一方、郵便事業会社も経費削減で純損益の赤字額が前期...

人件費などの経費節減で郵便事業会社の赤字が大幅縮小したことと、ゆうちょ銀行の利益が伸びたことが寄与した。... 郵便事業会社は、郵便物の減少や宅配便の不振が続いたが、経費削減で純損益の赤字額が前期の3...

11年度の所得収支は約14兆円に達し、貿易赤字額約3兆円を大きく上回った。... 輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支が3兆4495億円の赤字と初めて赤字転落したためだ。... 海外から得た利子・配当...

ヤマハは26日、2012年3月期連結業績予想で、当期損益が294億円の赤字になる見通しだと発表した。... 当期赤字は2期ぶり、過去2番目に大きな赤字額となる。 ... 同社の過去最高の当期赤...

財務省が19日発表した2011年度の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4兆4101億円の赤字で、第2次石油危機に見舞われた1979年度(...