双日は24日、ブラジル石油化学最大手のブラスケムとバイオETBEの長期売買契約を締結したと発表した。

08年度上期は石油化学や鉄鋼などプロセス産業向けが堅調だったが、北京五輪特需が一服し微増となる。

蒸留技術に対する顕著な功績により先月、米国で開かれた米化学工学会の100周年記念大会で表彰された東京理科大学の大江修造教授の帰国第一声▼同学会では大江さんの名を冠したセッションが設けられた。同氏は日本...

三菱化学坂出事業所(香川県坂出市)の正門から東門まで車で約5分。... そこを抜けると、日本で唯一の石炭化学コンビナート、三菱化学坂出事業所(香川県坂出市)の心臓部とな...

石油化学工業協会が18日発表した11月の主要4樹脂の生産・出荷・在庫実績によると、石化製品の基礎原料となるエチレンの生産設備の稼働率が80・6%となり、統計を取り始めた96年1月以来、約12年...

宇部興産は18日、タイの石油精製会社、PTTと化学関連事業で共同事業化を検討すると発表した。... タイで化学事業を強化したい宇部興産と、化学原料の安定顧客を確保したいPTTの思惑が一致した。 ...

化学業界では幅広い化学製品の基礎原料エチレンの原料となるナフサの国産標準価格が1―3月の1トン=6万6700円から7―9月には同8万5800円まで急騰した。... 藤吉建二石油化学工業協会長&...

「一部だけを拡大解釈して全体を論じる偏微分的な考え方から、全体を俯瞰(ふかん)してとらえる積分的な議論をするべきだ」と話すのは、三菱化学執行役員水島事業所長の石川甚秀さん。 激...

世界的な学会や論文への“参戦”を奨励するオープンな企業の一つに三井化学がある。... メタノールからはエチレン、プロピレンなど基幹の石油化学原料がつくれるため、石油化学産業のナフサの代替につながると期...

【化学品】 「製品が貯蔵タンクからあふれそうになっている。... この動きは代表的な石油化学製品であるエチレンを筆頭に、アクリル繊維原料のアクリロニトリルやナイロン繊維原料のカプロラクタム&#...

(千田恒弥) 小林喜光三菱ケミカルHD社長は就任以来、エチレン生産設備を含めた石油化学事業の見直しに再三にわたり言及してきた。... 石油精製と石油化学の組み合わせもあるだろう...

周辺には石油化学関連工場などが林立し、これだけまとまった工業用地はほかにない。... 付近には三井化学や新日本石油、DIC、大阪ガスなどの工場がある。

三菱化学はナフサから合成ゴムなどの原料となるブタジエン抽出後に燃料として使われてきたノルマルブテン類から、さらにブタジエンを製造する新技術を開発したと発表した。... 石油精製に使用する流動接触分解&...

三菱化学は石油化学製品の基礎原料となるエチレンの減産期間を09年3月まで継続する方針だ。... 業界では三井化学や昭和電工、東ソー、旭化成、住友化学の石油化学大手各社も合成樹脂の需要減退に伴うエチレン...

業界全体が過剰生産能力に苦しむ中、新日本石油と新日鉱ホールディングスによる経営統合の大きな狙いが製油所の統廃合であるのは間違いない。... 「重質油処理はジャパンエナジー、パラキシレンなど石油化学は新...

また石油化学部門ではポリエステル樹脂の原料であるパラキシレンでも、2社合計の生産量は260万トンとなり、アジア市場での競争力が高まる。 ... それでも石油元売り各社は石油化学や輸出の拡大で生...

石油元売り各社が相次いで減産幅の拡大に踏み切っている。... すでに新日本石油は11、12月で計220万キロリットルの減産を決めている。 ... 各社ともガソリンなどの燃料油販売に加え、石油化...

新日本石油は11月の原油処理量を前年同月比25%減の360万キロリットルへと大幅削減した。... 当初は130万キロリットルの減産を計画していたが、内需の減退と石油化学の落ち込みが予想を超えて...

「ジェットコースターのような1年だった」と1年を振り返るのは、石油化学工業協会会長(三井化学社長)の藤吉建二さん。石油化学各社は原料、製品価格の暴騰と急落を数カ月で経験した。

合成樹脂事業を強化したいJSRと、石油化学事業の選択と集中を加速したい三菱化学の思惑が一致したため。... 高下悦仁郎三菱化学取締役常務執行役員は「成長性がないからやめるのではない。... テクノポリ...