文化でも産業でも誇れることは何でも、さまざまな「みやこ」づくりで地域活性化を提案したい。「○○のメッカ」「○○のハリウッド」「○○の集積地」などの表現で人やものが集まる様を表すこともあろうが、比喩や無...

東京電力の福島第一原子力発電所事故によって、原子力発電への安全性に対する懸念が世界的に高まることになった。脱原発を決めたドイツが話題になる一方で、世界の趨勢(すうせい)は逆に新興国を中...

従業員数十人の小さな町工場が海外へ工場進出するには、大変な勇気がいる。現地の言葉はおろか英語にも自信がない。近寄ってくるコンサルタントはみんな偽者に見える。

太陽光発電や太陽熱温水などを活用したスマートコミュニティーが、鹿児島県いちき串木野市で動きだす。九州の南端にある地方都市で、スマートコミュニティーが実現することを歓迎したい。 日本には東京や大...

政府は福島第一原子力発電所事故による放射性物質の除染で出る汚染廃棄物保管の工程表を示した。汚染された廃棄物や土壌などの保管期間は仮置き場に3年程度、中間貯蔵施設には30年以内とした。汚染土などの受け入...

「ラストワンマイル」を真剣に考える時が到来した。ラストワンマイルは商品やサービスを消費者の玄関先、玄関の中まで入り渡す最後の手段と言い換えられる。すでに大手コンビニエンスストアが店舗から個人宅などにご...

産業界が長年求めている公正取引委員会による「審判制度廃止」が手つかずになっている。審判制度の廃止を柱とする独占禁止法改正法案は昨年の通常国会に提出されたが、審議なきまま現在を迎えている。競争法にも国際...

産学連携は大学発技術と産業界をつなぐマッチングが中心的な活動とされてきた。しかし、大学の発明にこだわらず、大学が中立で多彩な活動を生かした機関として活動する例も増えている。企業の発明を中心に据えたり、...

野田佳彦首相はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の方針を伝え、参加国・地域から一定の評価を得た。この間、野田首相はTPP...

2011年7―9月期の実質国内総生産(GDP)は、3四半期連続の大幅なマイナス成長から一転して大幅なプラスとなり、東日本大震災前の水準を回復した。だが、夏場からの円高進行を受けて、景気...

大詰めの環太平洋連携協定(TPP)問題。11日にも野田佳彦首相が表明するが、TPP交渉参加は、真の“開国”に向けた第一歩にすぎない。わが国が新たな貿易ルールづくりをどれだけ主導できるか...

野田佳彦首相は10日、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加を表明する。米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)一部加盟国を軸にアジアの次世代通商ルールの下地を定めるTP...

環太平洋連携協定(TPP)交渉に向け、野田佳彦首相は10日にも参加意思を表明する。TPP交渉参加の是非をめぐっては、推進派と慎重派の議論が堂々めぐりを続けているが、どうしても、12日か...

情報システムの脆弱(ぜいじゃく)性を突くコンピューターウイルスを操るハッカー集団―。手口は年々巧妙となり、誰にも気づかれずに重要情報を盗み取り、システムに侵入した痕跡も消し去るといった...

小売業の2011年8月中間決算で大手コンビニチェーンの業績が好調だった。最大手のセブン―イレブン・ジャパンの既存店売上高が前年同期比8・0%増と2ケタ近い伸び率を示したのをはじめ、ローソン、フ...

気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)が11月28日―12月9日、南アフリカ共和国のダーバンで開かれる。大震災の復興途上で、原発事故も収束していない日本では温暖化どころでは...

主要20カ国・地域(G20)首脳会議が3日からフランスのカンヌで開かれる。日本としてはドル安阻止に向けた協調介入の必要性を訴えて合意を得たいところ。だが、最大の焦点が欧州の財政・金融危...

大手電機メーカーの2011年4―9月期決算が、きょう発表予定のソニーでひと区切りとなる。これまでの内容を見る限り、重電や産業機器が堅調な一方、テレビやプラズマパネルなど民生用機器・デバイスは苦戦してい...

東日本大震災で論議が止まっていた環太平洋連携協定(TPP)への参加問題が、ようやく動きだした。諸外国に大きく出遅れた日本の不利は明らかだが、それを悔やんでいては前に進めない。産業界の立...

日中国交正常化40周年を来年迎えるにあたり、両国の関係強化が問われている。25日には経団連が中心になり「記念事業実行委員会」が発足、経済界として日中新時代の創造を目指す。世界の要諦となりつつある中国と...