毎年、8月1―7日の1週間は「水の週間」。水の貴重さを知ってもらおうと1977年に制定された。3・11を経験し、台風や集中豪雨が続く今年は多くの人々が否(いや)応なく“水の問題”とつき...

政府の総合科学技術会議は第4期科学技術基本計画の改定版を策定し、菅直人首相に答申した。昨年末にとりまとめた同計画を、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、復興・再生に重きを置いて見直...

東日本大震災後の残念な傾向として、外国人の“日本離れ”がある。外国人の入国者は震災直後に半減した。時の経過と共に幾分戻ったが、それでも震災前の6割程度の水準にとどまっている。

人が歩かない町並み―。多くの地方都市でこのような状況が広がる中で生活習慣病が増加し、近隣住民によるソーシャルキャピタル(社会関係資本)が低下し、地域活性化を阻害しているとの指摘がある。...

ユーロ圏でギリシャへの追加的金融支援がまとまり、「ギリシャ危機」が少し遠のいたかと思った矢先、米国での債務問題が深刻化してきた。万一、米国が債務不履行(デフォルト)に陥ったり、米国債の...

24日、東日本大震災の被害が多かった岩手・宮城・福島の3県を除いて地上デジタル放送に移行した。放送関係者はホッとしていることだろう。 総務省やテレビ各局は被災3県除く44都道府県が地上デジタル...

今月中旬に電力、エネルギーにかかわる重要な方針が打ち出された。まず全原子力発電所を対象にストレステストを行うとの統一見解を政府が発表、菅直人首相が記者会見で「原発に依存しない社会を目指す」と表明、さら...

「最近の若い者は…」。ひと昔前なら老人が偏見(?)を持って礼儀や身だしなみを嘆いたものだが、最近は「内向き」を嘆いているそうだ。

東日本大震災を経験した今、わが国は機械、設備といったハード(有形資産)中心から被災しにくい研究開発、人材開発・育成、ブランド戦略への投資を拡大して、“無形資産大国”を目指し、「危機に強...

追加的な震災復旧策を盛り込んだ2011年度第2次補正予算が、当初の日程より遅れはしたものの25日に成立する運びとなり、政府は今後、本格的な復興に向けた基本方針と、これを受けた3次補正の取りまとめに本腰...

クラウド・コンピューティングが情報通信技術(ICT)分野のキーワードとなって久しい。クラウドと対をなすデータセンターも、すっかりポピュラーになった。とくに、東日本大震災が、データの二重...

国内の雇用情勢が依然として厳しい。2008年秋のリーマンショックが引き起こした世界的規模の経済収縮から何とか抜け出して景気回復への期待が高まった折の東日本大震災が、わが国の経済、景気に冷水を浴びせた。...

合金や炭素繊維などを切削する難加工技術が、機械加工の競争力を左右する重要なカギとなっている。航空機や自動車に高強度な合金、炭素繊維の採用が増えているためだ。この分野の加工技術では日本は世界でもトップク...

有人宇宙船・米スペースシャトルのアトランティス号が最後の打ち上げに成功した。任務を終え、21日に地球に帰還すれば、シャトルは81年の初飛行以来、30年の歴史に終止符を打つ。宇宙開発の象徴だったシャトル...

口蹄(こうてい)疫や鳥インフルエンザ、新燃岳の噴火など相次ぐ災厄で苦境に立たされている宮崎県が攻勢に転じた。6月に作成した宮崎県の総合計画「未来みやざき創造プラン」に、宮崎県のイメージ...

福島県南相馬市から出荷された牛肉から規制値以上の放射性セシウムが検出された。東京電力福島第一原発の事故は発生後4カ月たっても住民の避難が続く。環境中へ放射性物質が放出されて広い範囲で農産物や水産物への...

東京電力福島第一原発の事故による電力不足が懸念される。今年は梅雨明けが早く、すでに連日の猛暑で電力需要が増加している。ストレステスト(耐性試験)を全原発で実施することが決まり、東電管内...

福島第一原子力発電所の事故処理がなかなか進まない中、脱・原発を求める声が勢いを増している。九州電力の「やらせメール」事件の発覚で、電力会社への不信感の高まりがこれに拍車をかけている。イタリアのように国...

具体的には、自分の仕事をロジックツリーで構造化する、新聞の社説をロジックツリーでまとめる、企画書や報告書などのビジネス文書の構想をロジックツリーで構成するなどを、日頃から実践すれば、論理的思考が身につ...

1週間前に突然出てきて、今や流行(はや)り言葉ともなったストレステスト(耐性試験)に関する発表が11日、枝野幸男官房長官により行われた。停止中の原子力発電所を対象とする...