免震は建造物などの下に免震装置を設置して地盤と切り離し、地震の揺れを直接伝えない仕組み。建物全体の基礎に免震工事を施すビル免震が普及している。美術品などの部分だけを免震化する部分免震も増えている。

ロボットの“学習”とは作業の経験に基づいて修正し、適切に作業をさせることを指す。「学習の応用により、ロボットの振動を止めて動きを高速化できる。振動が生じやすいスポット溶接ロボットに求められる機能だ」。

真の工程集約機―。工作機械メーカー各社が複合加工機を投入する中、オークマの解が5軸制御立形複合加工機「VTM―1200YB」だ。 柴田英孝技術企画室長は「開発陣にとって脅威だったのは...

「顧客が求めているのはもっとコンパクトな複合加工機だ。性能は落とさずに、機械幅を従来機に比べて1メートル短くしよう」。2010年1月、森精機製作所の徳間耕複合加工機開発部ゼネラルマネージャー(...

「生産性、工具寿命とも従来機比4倍にする」。牧野フライス製作所の開発本部厚木開発M開発部Tグループの井上憲司マネージャは、同時5軸制御横型マシニングセンター(MC)「T2」の開発コンセ...

「詐欺みたいじゃないか。今までのロボットは何だったの」。自動車メーカーの生産技術責任者にここまで言わしめたのが、不二越のスポット溶接ロボット「SRA」だ。

ネットワーク制御の新技術「オープンフロー」は米スタンフォード大学の研究室で産声を上げた。NECは2008年に研究者数人をスタンフォード大に派遣し、オープンソース(無償公開・利用改変自由)...

2002年末、米国有数のがん治療施設であるMDアンダーソンがんセンター(テキサス州)と陽子線治療システムの受注商談をしていた日立製作所のスタッフに、ひとつの注文が出された。 &...

シャープは2011年9月、熊本大学大学院生命科学研究部と共同で、一度に数千種類のたんぱく質を短時間で分離できる「タンパク質分析装置」を発表した。「大きな疾患を治療するための一助になれば」(中村...

日刊工業新聞社は26日、東京・飯田橋のホテルグランドパレスで本社選定「2011年(第54回)十大新製品賞」の贈賞式を開いた。... 増田賞の富士通、アマダの2件のほか十大新製品賞の本賞...

これまで購入者が車を選ぶ際の基準は燃費やデザイン、価格などで、窓ガラスが注目されることはなかった。そうした中で紫外線(UV)を約99%カットする「UVベールPremium」は、...

日刊工業新聞社は「第54回2011年十大新製品賞」の受賞企業を決めた。... 十大新製品賞の本賞には旭硝子の紫外線透過を防止する自動車用フロントガラス、ファナックの学習ロボットなど10点を選定した。&...

第36回発明大賞本賞を受賞した操作性、安全性させた給油ノズル(タツノ・メカトロニクス)をはじめ、同東京都知事賞のレバータンブラー方式のシリンダー錠(オプナス)、同日本発...

新技術開発財団(東京都大田区、03・3775・2021)は「第43回市村賞」として、市村産業賞本賞に村田製作所の「平坦化SiO2膜/Cu電極/基板構造小型弾性表面波...

「複雑な部品加工が増え、サイクルタイムの短期化も求められている。製品化は非常にタイムリーだった」。稲葉善治社長がこう自信を深めているのがコンピューター数値制御(CNC)装置「シリーズ3...

興研はプッシュプル型換気装置を応用し、囲いがないクリーンルームを開発できないかと模索していた。課題は二つ。排気側のプルフードが周囲の気流を巻き込んで汚染物質が混入することと、プッシュフードから吹き出さ...

3軸制御の立型マシニングセンター(MC)は加工対象物(ワーク)の上面しか加工できない。このため側面も1台で一緒に加工したいといったニーズが根強かった。「FJVIIシリー...

複合加工機は旋盤とマシニングセンター(MC)の両機能を持ち、複雑形状の加工対象物(ワーク)を1台で加工できる。しかし、ワークの表裏を含む6面加工をしようとすると、機械の...

≪本賞≫ ゴミ焼却・バイオガス化複合施設 「山口県防府市から受注が決まって、今までの苦労が形になると喜んでいた矢先だった」。 ...

《本賞》 電子書籍サービスに関するプラットフォームの開発と実用化 シャープが30人以上から成る電子書籍の開発チームを発足した2年前、開発チームを...