理化学研究所が高輝度光科学研究センターと協力し、兵庫県佐用町に今春完成させた日本初のX線自由電子レーザー(XFEL)施設(愛称=「SACLA〈さくら〉」)が7日...

今日、8日にインターネット関連の一大イベントが行われる。「ワールドIPv6デー」と称し、世界中で、インターネット上の新しい住所・番地がうまく機能するかなどを24時間限定で実験する。IPv6は、インター...

特許法が改正される。オープン・イノベーションの広がりなど研究開発の形態が変化していることに対応する措置だ。東日本大震災を受け、被災地域はもとより全国どこでも新生日本へ向けた国づくりが急がれる今、知的財...

菅直人首相はサミットで2020年代のできるだけ早い時期に発電に占める再生可能エネルギーの比率を20%以上とすること、約1000万戸の屋根に太陽光発電を設置するなどの目標を表明した。これに対して...

昨日の東京・永田町に「一寸先は闇」と言われる政治の世界が凝縮された。民主党・代議士会での菅直人首相の「震災の復旧、復興にめどをつけたら身を引く」との発言から、事態は急転した。可決の公算が大きいと見られ...

日本の国際競争力は世界59カ国中26位で、前回1年前の27位(58カ国中)とほぼ同水準の低位のまま―。スイスIMD(経営開発国際研究所)がまとめた「2011年世界競争力...

NPO法人や学会による資格認定の取り組みが活発化している。大学院での授業や試験を組み合わせて、受講、受験し条件を満たした人を認定する仕組み。学生の就職や社会人のキャリアアップの後押しが狙いとなる。

観光産業が低迷している。東日本大震災、原発事故の影響で、外国人観光客が激減。23兆円と言われる経済規模を誇る観光関連産業の低迷は、日本経済全体を直撃する。

先週末の主要国首脳会議(G8サミット)では「どうする?原子力発電」がメーンテーマになった。参加8カ国間の“温度差”が大きくて、首脳声明は、原発の安全性向上に向けた大まかな方向性...

東京電力福島第一原子力発電所は1―3号機が炉心溶融していたことが分かり、ますます深刻さを増している。改訂された工程表通りに進むかどうか危ぶまれる状況だ。今回の原子力災害は「日本では起こらない」といわれ...

太陽光発電を巡る議論が何かとかまびすしい。二酸化炭素(CO2)排出削減への切り札とされてきた太陽光だが、いまや原子力に置き換わる基幹電源としてまで期待が膨らんでいる。しかし太陽光にだっ...

「システムアシュアランス」が日本のモノづくりを直撃している。三菱総合研究所によると「システムが規制や顧客などから要求される運用時の安全性、信頼性を満たしていることを合理的に明示、保証するための、計画的...

【憂慮すべき状況】 「19年ぶりに逆転した韓日のDRAM技術」―韓国紙『朝鮮日報』はエルピーダが25ナノメートル品を7月に量産を始めるとの発表を受け、韓日逆転についての社説を掲げ、「...

東京で行われた第4回日中韓首脳会談は、未来志向のパートナーシップをより一層強め、日本の早期復興に貢献していくことを確認した。「東日本大震災を契機に、3国間の協力が新たな次元に入る」(温家宝中国...

東京電力福島第一原子力発電所事故で、原子炉建屋内の空間放射線量を計測したり、がれきを押しのけながら線量測定をする国産ロボットが現場に相次いで投入される見通しだ。ロボット王国・日本とはいえ、“原発安全神...

今年に入って回復に向かっていた日本経済は、東日本大震災を機にマイナス成長に転じた。地震、津波によるサプライチェーン(供給網)の寸断に加え、原発事故による計画停電と風評被害により直接的、...

モノづくりの街・北九州市で産声を上げた北九州学術研究都市が4月に設立10周年を迎えた。成果の中には東日本大震災の復旧作業で活躍が期待される下水道管の検査ロボット「もぐりんこ」などもある。震災復興には莫...

国の科学技術振興の指針となる「第4期科学技術基本計画」が見直される。3月11日に発災した東日本大震災に対応する措置で、復旧・復興に弾みをつけるような科学技術の研究開発に力を注ぐ考えだ。戦後から“災後”...

社会保障制度改革に向けた政府の検討が、ヤマ場を迎える。厚生労働省が先週まとめた原案では医療や介護、保育にかかる自己負担の合計額に上限を設ける「総合合算制度」の創設など低所得者対策を拡充し、現役世代が抱...

政府は、東京電力の福島第一原子力発電所事故の賠償のための枠組みを決めた。東電支援の批判を避け、同時に電気料金の上昇を抑制するなど多方面に配慮した結果、玉虫色の制度設計になったことは残念だ。政府自身の姿...