政府の行政刷新会議による事業仕分けが18日に終了した。昨年11月の第1弾、今春の第2弾に続く第3弾として10月下旬に特別会計を、そして15―18日の四日間は再仕分け案件を対象に、各事業の必要性、妥当性...

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は、地域経済統合を進め、最終的にアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)を形成するという方向性を再確認した。日本に残した課題は、...

アジア太平洋経済経済協力会議(APEC)の首脳会議が終わり、日本は1年にわたった議長国の責任を果たした。国際会議ではじめて議長を務めた菅直人首相が、大きな失敗なく役目を終えたことを喜び...

景気の実態とかけ離れた経済統計が発表された。2010年7―9月期の国内総生産(GDP)がそれだ。物価変動の影響を除いた実質GDPは前期比で0・9%増、年率3・9%増と事...

測位衛星「みちびき」の整備に向けて来年度の予算概要が固まってきた。各省庁が要求する額をまとめると来年度は総額450億円ほどになる。この中には24時間利用に必要な「みちびき」の2号機、3号機の開発に関す...

尖閣諸島沖での中国漁船衝突のビデオ映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」へ流出した事件は、インターネットが広く普及した社会に暮らす私たちに数多くの論点を提示した。国民の知る権利とは、メディアとは、国益と...

作家の村上龍さんらによる電子書籍会社の設立は、出版業界はもとより、産業界や社会全般に大きなインパクトを与えている。設立の記者会見で村上さんは「変化は外からやってくると思いがちだが、そうではなくて、自分...

政府は8日の閣議で、包括的経済連携に関する基本方針を閣議決定した。最も注目された環太平洋連携協定(TPP)への参加は「国内の環境整備を早急に進めるとともに、関係国との協議を開始する」と...

機械工具の中小商社が電子商取引(EC)の拡大に伴い変革を求められている。これまで中小各社は小売店やエンドユーザー、地域に密着した対面営業で機械工具の流通を担ってきたが、インターネット通...

大阪府内の中小企業で、電気自動車(EV)開発の動きが加速している。淀川製作所(守口市)や近畿刃物工業(同)の3輪EV「Meguru」に続き、エヌシーオー...

名古屋で開かれていた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)は「名古屋議定書」と「愛知ターゲット」を採択して閉幕した。先進国と途上国が対立し、決裂も予想された中で、松本龍環境相の...

防衛省と日本航空宇宙工業会による「将来戦闘機官民合同研究会」が発足した。約20年後に実用化する将来戦闘機の開発で関係者がベクトルを合わせ、数年かけて詳細を詰める。国産を目指しつつ、米国を含む多国間の共...

日銀は4―5日に金融政策決定会合を開催する。当初、15―16日に予定されていたが、米連邦準備制度理事会(FRB)が2―3日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開くことも...

やはり無駄遣いの温床だった。政府の行政刷新会議が計18の特別会計を対象に行った事業仕分けで、多くの省庁が特会を隠れみのに使い、効率を度外視した予算配分などを行っている実態が、あらためて浮き彫りになった...

経済産業省が2011年度の税制改正要望の最重点項目に掲げる法人実効税率の5%引き下げの審議が、いよいよ税制調査会で始まった。しかし経産省が、減税分の見合い財源を提示する「ペイ・アズ・ユー・ゴー...

国の研究開発投資目標をめぐり、財務省が反発している。2020年までに国の研究開発投資を国内総生産(GDP)比1%(08年度実績0・68%)以上とする数値...

多国間自由貿易協定(FTA)への対応が問われている。域内の関税撤廃で、日本企業の国際競争力を高める有力手段になるだけに、経済産業省や経済界は積極推進を打ち出すが、農林水産省を中心に抵抗...

名古屋で開催中の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)は27日から閣僚級会合が始まる。だが二つの主要議題である「ポスト2010年目標」と「遺伝資源のアクセスと利益配分(...

企業研究会(花房正義会長=日立キャピタル名誉顧問)が経営フォーラム「観光ビジネス革新」を開設する。同研究会は大手企業の経営者、管理職が中心となり1948年から異業種交流の研究活...

企業による再生可能エネルギーや未利用エネルギー活用の取り組みが進んでいる。5日には関西電力が大規模太陽光発電所「堺太陽光発電所」の営業運転を電力会社としては初めて開始した。12日には大阪ガスが、神戸市...